今回は、「安心安全な1cm以上の大粒キャットフード(ドライ)」をまとめました。
個人的なオススメは、
安心安全な大粒キャットフード15選(1cm以上)
こちらでは欧米の基準をクリアした国内外のキャットフードをまとめました。
犬猫生活(旧レガリエ)
- 粒の大きさは約1~2.5cm
- 国産ブランドでAFFCO基準をクリア
- 全年齢用とシニア用がある
「犬猫生活」は、Oisix(オイシックス) で、オンラインデパ地下「Oiチカ」の立ち上げ責任者をされていた佐藤淳氏が2018年に立ち上げた新しいキャットフードです。
フードは、無添加のグレインフリー(穀物不使用)になっていたり、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリアしていたり、安心・安全を追求した国産フードになっています。
粒は筒形で、大小さまざまな大きさが混ざっていて、小さいものは1cmぐらい、大きいものは2cmを超えるものもありました。
犬猫生活のキャットフードはノンオイルコーティングになっているので、一般的なキャットフードのようにベタベタせずサラッとしていて酸化しにくくなっています。
キャットフードは、「オールステージ用」と「シニア用7歳から」の2種類あり、どちらも大粒です。
公式サイトから定期便を申し込むと初回500円で試せます。回数制限がないので、一時休止・再開・解約ができ、2回目以降は通常価格の23%OFFとなりお得に購入できます。
Amazonのアカウントでログインできるので、面倒な新規登録作業をすることなくスムーズに利用できます。
▶ 公式サイトで見る:犬猫生活
▶ 当サイト購入レポートを見る:レガリエ定期便レビュー
カナガン(チキン味)
- チキン味の粒の大きさは約1cm
- お肉・お魚が60%以上
- 全年齢が食べられる
「カナガン」は、イギリス産の高級グレインフリー(穀物部使用)キャットフードです。
原材料の60%以上をお肉やお魚などの動物性タンパク質が使用されたキャットフードになっています。
味は「チキン」と「サーモン」の2種類で、香りは強めなので猫の食欲をそそります。
チキンは直径1cmぐらいの丸型で、サーモンは直径0.7cmぐらいの不揃いの丸型になっています。
使用されている生肉のチキンや生のサーモンは、人間が食べられるほどの新鮮で上質なものが使用されています。
粒は、程よい厚みがある丸型で、噛んで食べる猫にも飲み込んで食べる猫にも食べやすい形になっています。
公式サイトから「定期コース」を申し込むと10%~20%OFFになりお得に購入できます。
フードがたまってきて少しお休みしたい場合は、いつでも解約したり再開することができます。
▶ 公式サイトで見る:カナガン
▶ 当サイト購入レポートを見る:カナガン購入レビュー
モンプチ
- 粒の大きさは約1.5cm
- 購入しやすい価格帯
- 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている
「モンプチ」は、スイスに本社を置く世界最大の食品飲料メーカー「ネスレ」のピュリナが提供するキャットフードです。
ピュリナワンが値上がりし、少し安いフードを探している人にモンプチはオススメです。
安価なフードだと添加物が使用されていることが多いですが、モンプチは無添加になっていて好ポイントです。
第1原材料が動物性タンパク質ではなく「穀類」になっているのは価格的に仕方がないですね。
商品は、子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれていて、猫の年齢に合わせたラインアップになっています。
いろいろな味が用意されているので飽きずに食べることができます。
粒の大きさや形は、フードによって異なり、丸型・お魚型・ハート型・星型など様々で、お魚型は粒が大きめです。
Amazonには「モンプチAmazon限定商品」が販売されています。
Amazonは1年を通してセールがあったり、不定期で開催されるタイムセールなどで、安く購入できるチャンスがあります。
関連:モンプチ購入レビュー(準備中)
カインズ Pet’sOne 2種類
- 粒の大きさは約1~1.2cm
- 大容量で激安
- 全年齢食べられる
「Pet’sOne(ペッツワン)」は、ホームセンターのカインズが展開するペット用品のプライベートブランドです。
とにかく安いキャットフードを探している人にオススメです。
プライベートブランドの複数あるキャットフードのうち、AAFCOの栄養基準を満たしていると記載があったのは、「Pet’sOne まぐろ味とチキン味 12kg」と「Pet’sOne お魚とチキン味 8kg」です。
「Pet’sOne まぐろ味とチキン味 12kg」は、大袋入りで多頭飼い向きですが、「お魚とチキン味 8kg」は、2kgずつの小袋入りになっているので、1匹~2匹しか飼っていない人でも購入しやすいです。
安価ですが、無香料・無着色・酸化防止剤として自然派成分のローズマリー抽出エキスを使用したり、便や尿の臭いを軽減するユッカ抽出エキス配合するなど、安全性も考えられています。
粒の形はお花型とお魚型のミックスで、お花型は1cmぐらい、お魚型は1cm強ありました。
第1原材料は動物性タンパク質になっていなかったり、タイで製造されていたり、値段が値段なので、これらの点は仕方がないですね。
カインズより若干値段はアップしますが、コストコだと第1原材料が動物性タンパク質になっています。
カインズのキャットフード「ペッツワン」の口コミや評判、安全性をチェック
【レビュー】コストコのキャットフード「カークランド ヘルシーウェイト9kg」【安価で大容量】
オリジン
- 粒の大きさは約1.2cm
- 原材料の3分の2は新鮮または生の肉と魚
- 子猫用・全年齢用がある
「オリジン」は、カナダのプレミアムフードブランドで、非常に高いタンパク質含有量が特徴です。
原材料の85%が動物性タンパク質になっていて、肉食動物の猫のために作られたキャットフードです。
原材料の鮮度にもこだわっていて、鶏・七面鳥・ウズラ・全卵・牧場飼育の肉、天然/養殖の魚など捕れてから5日以内の新鮮な原材料が使用されています。
肉を多く入れても添加物を使わずドライフードとして粒状にする技術は、他社にはない最新設備の自社製造キッチンで製造されています。
▶ 関連:オリジン購入レビュー
アカナ
- 粒の大きさは約1cm
- ホールプレイで加工
- 子猫用・成猫用・全年齢対象がある
「アカナ」は、カナダ発のキャットフードで、「ホールプレイ」をコンセプトにしています。
ホールプレイは、ペットに栄養を与えるための肉・魚・心臓・レバー・腎臓などのジューシーな内臓・少量の骨などの原材料をそのまま使用することで、そこに含まれる栄養素を損なわずにフードを作ることができます。
地元の新鮮な原材料を使用、自社専用トラックで摂氏4度で運送、他社に製造をまかせず自社で行うなど徹底されています。
信頼されるキャットフードを作るために、原材料の調達・運搬・工場すべてこだわっています。
▶ 関連:アカナ購入レビュー
アイムス
- 粒の大きさは約1.2cm
- 比較的購入しやすい価格帯
- 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている
「アイムス」は、アメリカの会社で、比較的購入しやすい価格帯のキャットフードです。
子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれていて、全部で6種類あります。
成猫用のフードは、薄すぎず厚すぎず適度な厚みがある丸型で、噛んで食べやすい形になっています。
パッケージは小分けになっているので、酸化しにくく美味しい状態をキープできます。
関連:アイムス購入レビュー
セレクト バランス
- 粒の大きさは約1cm
- グレインフリー(穀物不使用)
- 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている
「セレクト バランス」は、皮膚と体の健康を維持することを目的としたキャットフードです。
健康な皮膚と被毛、免疫力を維持してくれる「コエンザイムQ10」、心臓の健康維持を助けてくれる「タウリン」などが配合されています。
キャットフードは、第1原材料に良質なチキンを使用、穀物アレルギーに配慮しグレインフリー(穀物不使用)になっています。
使用されている原材料は、厳選された良質なタンパク質やさまざまな植物由来のものを使用、健康に配慮し、合成保存料無添加・無着色・無香料になっています。
猫の年齢に応じたラインナップになっていて、ベビー・キトン・アダルト・エイジングケアの全部で6種類あります。
ニュートロ
- 粒の大きさは約1.3cm
- 便臭を軽減してくれる天然ユッカ抽出物を配合
- 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている
「ニュートロ」は、アメリカ発祥のペットフードブランドで、厳選した自然素材にこだわったっキャットフードを提供しています。
品質を保持するための酸化防止剤にも自然由来の原料を使用したり、着色料や化学合成物を使用しないなど、可能な限り自然素材から栄養素を摂取できるようフード作りをされています。
腸管内でニオイを吸着する天然ユッカ抽出物が配合されているので、便臭を軽減してくれる効果が期待できます。
キャットフードの形は、フードによって異なりますが、楕円形や丸型が中心です。
楕円形タイプは1.3cmぐらいで、丸型は1cmぐらいです。
シニア猫用も1cmぐらいあって比較的大きめサイズになっています。
キャットフードの種類が豊富なので、飼い猫にあったフードを見つけることができます。
関連:ニュートロ購入レビュー
フィッシュ4キャット
- 粒の大きさは約1cm
- 鮮魚を65.5%配合
- 全年齢食べられる
「フィッシュ4キャット」は、イギリス発のキャットフードブランドで、名前の通り魚を主原料としたグレインフリー(穀物不使用)のフードです。
魚を主原料にしているメリットは、魚のタンパク質は肉のタンパク質より消化吸収に優れている点と、低脂肪で低カロリーなので体重管理に適している食材という理由から選ばれているようです。
フレーバーは、「サーモン」「サバ」「イワシ」の3種類で、どれも主原料の魚が50%以上配合されています。
粒の大きさは約1cmの三角形で大きめです。
魚味に慣れ親しんだ日本の猫にピッタリなキャットフードです。
マックアダムズ
- 粒の大きさは約1cm
- 偏食克服を目指すフード
- 全年齢食べられる
「マックアダムズ」は、イギリス発のプレミアムペットフードブランドで、”偏食克服”を目指すフードです。
飼い猫がキャットフードを全然食べてくれない、好き嫌いが激しいといった猫ちゃんが食べてくれそうなフードを探すのは大変です。
そんな猫ちゃん向けに作られたのがマックアダムズです。
原材料の50%以上を放し飼いチキン丸鶏とターキーを使用、本来肉食の猫のために肉肉しいフードに仕上げています。
キャットフードの製造も工夫されていて、オーブンでじっくり低温で焼き上げることで香ばしい風味と美味しさを実現しています。
定期コースで注文した場合は、万が一、飼い猫が食べなかったら「全額返金」してくれます。
定期コースは1度注文したあといつでもお休みや解約ができ、1個からの注文でも15%~20%OFFでお得に購入できます。
▶ 公式サイトで見る:マックアダムズ
ジャガー
- 粒の大きさは約1.2cm
- 動物性原材料を約80%使用
- 全年齢食べられる
「ジャガー」は、ペット先進国イギリスの工場で製造された高タンパク質キャットフードです。
チキン・鴨・サーモン・マスなどの動物性タンパク質を約80%も使用しています。
フードの香りはしっかり強めなので、猫のテンションが上がります。
粒は丸いドーナツ型で少し厚みがあるので噛み応えがあります。
ジャガーは安価なキャットフードでは実現できない肉肉しいフードに仕上がっています。
▶ 公式サイトで見る:ジャガー
▶ 当サイト購入レポートを見る:ジャガー購入レビュー
ワイルドランド
- 粒の大きさは約1cm
- レバー・肺・胃袋などの高品質の内臓も使用
- 子猫用・成猫用に分かれている
「ワイルドランド」は、新鮮なお肉と天然素材を使用したドイツ発のキャットフードです。
猫が自然界で捕食する食事に近づけることを目指して、食材の選択やレシピを工夫しています。
肉食動物である猫のために、動物性タンパク質を豊富に使用、レバー、肺、胃袋などの高品質の内臓も含まれています。
キャットフードには野生のハーブも使用されています。ハーブを使用する理由は、猫の祖先も肉や栄養価の高い内臓を中心に、獲物の胃の内容物を通して野菜や果物、ベリー類、根菜類、ハーブなど一緒に食べていたためです。
粒の大きさや形は種類によって、楕円形・丸型・お花型など異なり、楕円形が大きめサイズとなっています。
ファインペッツ
- 粒の大きさは約1cm
- 猫の下部尿路疾患に配慮
- 全年齢食べられる
「ファインペッツ(FINEPET’S)」は、DNAレベルで相性抜群なアヒルとニシンの肉類をたっぷり85%も使用したオランダで製造されたキャットフードです。
猫がかかりやす尿路結石に配慮したフードになっています。
尿路結石は尿がアルカリ性に傾くことで出来やすくなると言われており、そのため反対の弱酸性のフードを食べることでアルカリ性に傾く事を防ぐことが出来ます。
予防にはフードのph値・マグネシウム含有量・飲水量が大切です。
FINEPET’Sキャットフードは、ph値は6.3(中世)、またマグネシウム含有量は0.06%で、この値は処方食や療養食と同等程度のものです。
フードは約1cmぐらいの大きさで、厚みのないテトラポッド型です。
▶ 関連:ファインペッツ購入レビュー
ジョセラ
- 粒の大きさは約1cm強
- 10kg大容量の大型パックがある
- 子猫用・成猫用・高齢猫用に分かれている
「ジョセラ」は、80年以上の歴史を持つドイツのペットフードメーカーで、ドイツの自社工場で100%製造されたキャットフードです。
キャットフードの種類が豊富で、年齢別や体調別(アレルギーを持つ成猫用・消化器が敏感な成猫用・肥満気味な成猫用・グレインフリー・毛玉ケア他)など多様なニーズに対応するための製品が用意されています。
高品質で自然の材料のみを使用しており、人工着色料・香料・防腐剤・遺伝子組み換え成分・砂糖・乳製品・大豆または小麦を使用していません。
粒の大きさや形は、丸型やテトラポッド型などフードの種類によって異なり、成猫用と高齢猫用は大きめの粒になっています。
容量は400gのお試しの少量パッケージから、2kgの通常サイズ、大容量の10kgタイプまでそろっています。
シニア猫用大粒キャットフード5選
高齢猫用の大粒タイプの種類は少なめでした。
犬猫生活|7歳からのシニア用
「犬猫生活」は、シニア用が1種類あります。
シニア猫用は、リン・ナトリウムの量を控えめにしたり、乳酸菌・オリゴ糖を配合したりシニアに最適化したレシピになっています。
保存料・香料・着色料・調味料・グルテン(小麦)・オイルコーティング・防腐剤・防カビ剤は使用せず安全性にも配慮しています。
▶ 公式サイトで見る:犬猫生活
ロイヤルカナン|12歳以上の高齢猫用
「ロイヤルカナン」は、「7歳以上の中高齢猫用」と「12歳以上の高齢猫用」があります。
「7歳以上の中高齢猫用」は、粒の大きさは0.8cmぐらいで、ごつごつした厚みのある四角い形をしています。
「12歳以上の高齢猫用」は、1.5cmぐらいの大粒で長方形になっています。
ロイヤルカナンは、多くの動物病院でオススメされていて、獣医さんからも信頼されている製品です。
アイムス|7歳以上・11歳以上
「アイムス」は、7歳以上・11歳以上・15歳以上の3種類あります。
15歳以上は小粒になっていますが、7歳以上・11歳以上は大きめの丸型になっています。
アイムスは獣医師の知見に基づき開発されたキャットフードです。
ニュートロ|エイジングケア
「ニュートロ」は、7歳からの高齢猫用が1種類あります。
粒の大きさは約1.3cmの楕円形です。
室内猫特有のニーズに対応し、シニア猫の健康的な加齢を維持するために最適な栄養バランスになっています。
ジョセラ|8歳以上の高齢猫用
「ジョセラ」は、8歳以上の高齢猫用があります。
フードは高齢や腎臓ケアに悩む猫に配慮したレシピになっています。
粒の大きさは約1cmぐらいの丸型で、程よい厚みがあります。
全年齢食べられる大粒キャットフード
キャットフードのサイズに注目する理由
キャットフードのメーカーや味にこだわる飼い主さんは多いと思いますが、意外と粒のサイズは気にしていないという人もいるのではないでしょうか。
我が家で飼っている猫を観察していると、キャットフードを丸呑みする猫、噛んで食べる猫など違いがありました。
猫の大きさや年齢、口腔トラブルによって大粒だと食べにくいケースもあります。
猫はしゃべれないので飼い主さんの観察力にかかっています。
サイズに注目することで、猫ちゃんにとってより満足度の高い食事になりますよ。
大粒キャットフードの形状や厚さ
キャットフードには、丸型・三角・長方形・楕円・俵型・ドーナツ型・テトラポッド型・お魚型・お花型など様々な形があります。
三角・長方形・ドーナツ型・テトラポッド型などは好みが分かれそうです。
我が家の噛んで食べる猫の場合は、平べったい丸いフードや平べったい楕円が食べやすそうに見えました。
形や厚みで食べ心地が変わってくるので、飼い猫をしっかり観察する必要があります。
大粒キャットフードが向いている猫
以下の猫は大粒キャットフードが向いている傾向にあります。
年齢や健康状態によっては、大粒のフードを食べにくく感じる猫もいるので、飼い猫の様子を見ながら猫にあったフードを見つけてください。
噛んで食べる猫
しっかり噛む猫には大粒フードが向いています。
大粒だと噛みやすく、猫にとってストレスなく食事を楽しむことができます。
大きな体格の猫
体の大きい猫や雄猫などは、口が大きく顎もしっかりしているので、大粒フードが食べやすい傾向にあります。
大粒キャットフードを選ぶときのポイント
大粒キャットフードを選ぶ際に気をつけたいポイントを2つまとめました。
猫の成長に合っているか
子猫・成猫・老猫など、必要な栄養が異なるので、猫の年齢や成長に応じたキャットフードを選ぶことが大事です。
猫の主食となるキャットフードには「総合栄養食」と記載されています。
「総合栄養食」は、猫に必要な栄養がバランス良く含まれています。
猫の好みに合っているか
飼い猫が毎日の食事を楽しめるように、猫の好みの味・サイズ・形などを知ることが重要です。
せっかく良さそうと思って買ってみたけど食べてくれなかった場合は、何かが好みではない可能性があります。
好みのキャットフードを飽きずにずっと食べ続ける猫がいる一方で飽きっぽい猫もいます。
新しいフードに変えたときに猫の反応を見たり、猫の嗜好や傾向など観察して、毎日のごはん時間を幸せなものにしてあげたいですね。
安全なキャットフードの選び方 5つのポイント
安心安全なキャットフードを選ぶ際のポイント5つまとめました。
欧米の基準をクリアしたフード
こちらの記事でご紹介しているキャットフードの安全性に関しては、欧米の基準をクリアしているかどうかを判断基準にしています。
ペットフードに関しては残念ながら日本は後進国です。
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」という本の著者でミュンヘン大学獣医学部で博士号を取得された獣医師の壱岐田鶴子さんがこの本の中で、市販のキャットフードを選ぶポイントとして「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の記載があれば、人の食品に対しての規制と同じようなレベルの審査に合格しているので安心の目安になると書いてありました。
それから、我が家の雄猫が尿路結石になった際、獣医さんから原因は安い国産キャットフードだと言われ、「欧米メーカーのキャットフードを選んだほうが良い」とも言われました。
理由は欧米ではペットフードに関する法律があるようなのですが、日本はまだ不十分らしく、安心&安全な原材料が使用されているか分からないとのことでした。
ヨーロッパには、「FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)」という、ヨーロッパのペットフード製造に関するガイドラインを定めている機関があって、ペットフードの品質、安全性、規制の標準化を推進する役割を担っています。
AAFCOとFEDIAFは、どちらもほぼ同等の基準となっているので、欧米メーカーのキャットフードは安全ということになります。
第1原材料が動物性タンパク質のフード
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」で、原材料名は使用量の多い順に記載されていて、そして、第1原材料が穀物ではなく、動物性タンパク質で何のお肉かお魚か記載してあると安心できるとありました。
プレミアムキャットフードのような高級フードだと第1原材料を動物性タンパク質にすることは可能ですが、安価なフードの場合は実現するのは難しく、これは価格的に仕方ありません。
人工添加物が入っていないフード
ペットフードに関する法規制が十分でない日本のフードには、香料・着色料・保存料・酸化防止剤などが含まれていることがあります。
獣医さんに言われたのですが、国産キャットフードの特徴として、国産メーカーは海外メーカーよりも美味しくできていて食いつきが違うそうです。
我が家が購入していた安価なキャットフードメーカーの商品は3~4種類あったのですが、どれも食いつきがよく飽きずに何年も食べ続けていました。
日本のキャットフードは、安くても美味しくできているようです。
一方、プレミアムキャットフードは、猫にとって良くない人工的なものは使用せず、自然由来のものを使用している傾向にあります。
その分、値段は高くなってしまうのですが安心安全度はアップします。
遺伝子組換えを使用していないフード
お世話になっている獣医さんに遺伝子組換えは良くないと言われました。
日本では、遺伝子組換えの栽培は行われていませんが、海外(主にアメリカ)ではトウモロコシ・大豆・米などが栽培されています。
日本はアメリカからこれらを輸入しているため、キャットフードに使用されている可能性があります。
グレインフリー(穀物不使用)について
我が家が通っている動物病院の先生の意見は、「遺伝子組換えが使われていたり、猫にアレルギーがなければそこまで気にする必要はない」とのことでした。
なので穀物が多少使用されていることに、そこまで神経質にならなくてもよいのではといった感じでした。
先生曰く、カリカリを作る時に、つなぎの役目として穀物が使用されることもあるんじゃないかと、おっしゃっていました。
獣医さんによって意見は異なるので参考程度にして頂けたらと思います。
グレインフリーは通常のキャットフードより値段が高めになっています。