「ORIJEN(オリジン)」は、四半世紀にわたる実績があるアメリカ発のキャットフードです。
今では欧米キャットフード界隈で一般的になったグレインフリー(穀物不使用)ですが、実はオリジンが世界で初めてグレインフリーを世に広めたメーカーがオリジンだったようです。
穀物(とうもろこし・オーツ麦・大麦・お米など)は、猫のアレルギーを引き起こしやすいと考えられているようです。
オリジンキャットフードは、猫の自然な食事に含まれない原材料は使用せず、猫本来の食事に基づくフードを追求、ブリーダーや医師が認める数々の賞を受賞した経歴があることから、信頼と実績を獲得しています。
こちらの記事ではオリジンキャットフードのレビューを画像と動画と一緒にご紹介します。
オリジン(ORIJEN)商品情報
商品情報・特徴を簡単にまとめました。
商品情報
- 商品名:オリジン フィット & トリム
- 販売元:株式会社 Orijen JAPAN
- 原産国:カナダ
- 対象年齢:全年齢
- 内容量:340g・1.8kg・5.45kg
特徴
- 原材料アメリカ産のアメリカ製フード
- 人間用食品の加工業界基準に則して製造
- 肉の含有率85%~90%
- 高タンパク低炭水化物・穀類ゼロ
- 猫の自然な食事に含まれない原材料は使用していない
- 身の部分だけでなく内蔵・軟骨なども含まれている
- AAFCO(米国飼料検査官協会)の定める栄養基準を満たしている
- セーフフード/セーフフード(SFSF)認証を取得
- Safe Quality Food(SQF)認証を取得
- 世界中で数々の賞を受賞
オリジンキャットフード購入レポート
ORIJEN オリジン公式サイトで購入しました。
ダンボール箱ではなく紙袋だと輸送中の破れが心配という人もいるかもしれませんが、個人的にはダンボール箱だと処分が大変なので袋だと助かります。
【オリジン】フィット & トリム 1.8kg
今回購入したのは体重が増えすぎている猫用の【フィット & トリム 1.8kg】です。
キャットフードはドライフードが全部で4種類ありました。
容量は、340g・1.8kg・5.45kgの3種類あります。
少量はお試しサンプルに、大容量は多頭飼い向けにいいですね。
最先端の製造施設で徹底管理されたフード
パッケージ裏面です。
右上には受賞歴がプリントされています。
オリジンの製造工場は、人間用食品加工業で必要とされる安全基準を満たした最先端の製造施設ということで、ペットフード製造施設としては初めてデザイン・ビルド・インスティテュート ・オブ・アメリカという名誉ある賞を受賞しています。
製造工場では原材料を追跡し、全ての情報をパッケージコードに記録するなど、人間の食品以上ともいえる徹底した管理を行なっています。
フード開発から製造工場に至るまでキャットフードに対する強い信念を感じます。
お肉の含有率が85%以上の肉肉しいフード
丸いシールのところに日本語で原材料や成分などが記載されています。
食材は新鮮な状態で地元の信頼できる生産者から調達しています。
【原材料】
新鮮鶏肉、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮七面鳥肉、新鮮全卵、アブラガレイ、新鮮七面鳥心臓、新鮮丸ごと大西洋ニシン、新鮮鶏心臓、新鮮タラレバー、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート七面鳥レバー、ディハイドレートイワシ、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートニシン、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、丸ごとグリーンピース、丸ごとグリーンレンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとシロインゲン豆、天然鶏肉風味、リンゴ繊維、レンズ豆繊維、丸ごとイエローピース、ディハイドレートカボチャ、ディハイドレートバターナッツスクワッシュ、鶏軟骨、乾燥ケルプ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、フリーズドライタラレバー、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、丸ごとレッドデリシャスリンゴ、丸ごとバートレット梨、カボチャの種、ヒマワリの種、塩化コリン、亜鉛タンパク化合物、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、チアミン硝酸塩、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、ドライラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、ドライプロバイオティクス発酵生成物、ドライラクトバチルスカゼイ発酵生成物 ※【新鮮】保存剤を一切使用せず、保存方法は冷蔵のみです。【ディハイドレート】新鮮肉を低温で時間をかけ空気乾燥し水分を飛ばします。栄養のあるタンパク質の濃縮源となります。レンダリングで処理された家禽肉ミールは含んでいません。
Amazon公式サイト「オリジン キャットフード フィット&トリム」商品ページより
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」では、原材料名は使用量の多い順に記載されていて、そして、第1原材料が穀物ではなく、動物性タンパク質で何のお肉かお魚か記載してあると安心できるとありました。
オリジンは第1原材料から第16原材料ぐらいまでお肉やお魚が使用されています。
一般的なそれなりの値段がするキャットフードだと第1原材料が動物性タンパク質になっていて、たっぷり使われていたとしても第3ぐらいまでです。
安いキャットフードだと第1原材料は穀物になっていたりします。
オリジンのように第1原材料からずーーーと動物性タンパク質が続くキャットフードは今まで見たことがないぐらい珍しいです。
ハサミを使わず開けることができるようになっています。
お肉たっぷりフードだけどニオイは普通
袋を開けたところ。
肉の含有率が85%~90%と高く、欧米系のキャットフードは肉食の猫のためにたっぷり使用されている商品が多いですが、ここまでの含有率はあまり見かけません。
お肉がたくさん使われているとフードのニオイが強くなる傾向にありますが、一般的なキャットフードと同じぐらいといった感じです。
薄っぺらく長丸の粒
キャットフードは大粒で1.2cmぐらいありました。
形は長丸で薄っぺらいです。
キャットフードは、だいたい同じぐらいの大きさになっていて、長丸の形が一番多く、たまに曲げわっぱのような形や四角いもの、丸いもの、欠けたものもあります。
感想
さっそく我が家の猫にあげたところを動画に撮ったので、よろしかったらご覧ください。
太り気味の猫用のキャットフード「フィット & トリム」にしたのですが、我が家の猫は美味しそうに食べていました。
普段、食べ終わって空っぽになったお皿をペロペロ舐めない猫がお皿を舐めていたので美味しかったんだと思います。
カロリー制限されたキャットフードというと、なんとなく味が落ちるイメージがあるのですが、食いしん坊の我が家の猫も大満足のようでした。
我が家の猫はお肉がたっぷり使用されたニオイが強いキャットフードが好みなのですが、オリジンとは相性が良さそうと感じていたので良かったです。
キャットフードは大粒で長かったので食べにくそうな印象があったのですが、平べったかったので食べやすそうでした。
オリジンはこんな人にオススメ!
- 高くても安心安全なキャットフードを求めている人
- ペットフード先進国のフードを求めている人
- 肉肉しいキャットフードを求めている人
オリジンはキャットフードの開発から製造工場に至るまで、とにかくストイックでした。
そうした姿勢が評価され、購入者の信頼を得たり、数多くの賞を受賞したりしているのだと思います。
キャットフードをグレインフリーにすればいいという考えではなく、猫が本来食べているものに近づける努力をしていると感じました。
味も美味しくできているようで猫の満足度が高かったです。
以前、安いキャットフード(3kg1,000円ぐらい)をあげていたことが原因で雄猫が尿路結石になった時に獣医さんから、日本のペットフードはどんな原材料が使われているか分からないので欧米のキャットフードを選んだ方がいいと言われました。
オリジンは一般的なキャットフードに比べると高額ですが、安心安全なキャットフードを作るにはそれなりの費用がかかってしまうんだと思います。
オリジンキャットフードが気になった人は以下のリンクから注文してみてください。