国産・国内ブランドの安全なキャットフード4選

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国産・国内ブランドの安全なキャットフード

今回は、国産・国内ブランドの安全なキャットフード(ドライ)をまとめました。

安全を確認できたのは以下の4商品です。

  1. 犬猫生活:国産無添加
  2. モグニャン :お魚好きの猫へ
  3. グランツ :3種類の味から選べる
  4. カインズ:大容量で安い

国産・国内ブランドの安全なキャットフード4選

キャットフードの安全性は、欧米の基準(AAFCOまたはFEDIAF)を、クリアしているかで判断しました。

確認できたのは4商品だけでした。

犬猫生活(旧レガリエ)

犬猫生活
  • 国産無添加
  • 粒の大きさは約1~2.5cmの筒型
  • 全年齢用とシニア用がある

「犬猫生活」は、Oisix(オイシックス) で、オンラインデパ地下「Oiチカ」の立ち上げ責任者をされていた佐藤淳氏が2018年に立ち上げた新しいキャットフードです。

フードは、無添加、グレインフリー(穀物不使用)、グルテンフリー(小麦不使用)、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリアしているなど、海外のプレミアムフードと同レベルの安心安全を追求したフードになっています。

猫にとって有害な、保存料・香料・着色料・調味料・防腐剤・防カビ剤などは使用されていません。

素材もしっかり厳選し、金沢港の旬の魚・九州の鶏肉・金沢産の和牛・国産鶏レバーなど4種類の良質な動物性タンパク質を使用、国内の工場で製造されています。

お肉が使用されたキャットフードは匂いが強い傾向にありますが、こちらは日本人に馴染みのある和風の香りでした。

キャットフードはノンオイルコーティングになっているので、一般的なキャットフードのようにベタベタせずサラッとしていて酸化しにくくなっています。

粒は不揃いで大小混ざった大粒タイプです。

公式サイトから定期便を申し込むと初回500円で試せます。回数制限がないので、一時休止・再開・解約ができ、2回目以降は通常価格の23%OFFとなりお得に購入できます。

Amazonのアカウントでログインできるので、面倒な新規登録をすることなくスムーズに利用できます。

▶ 公式サイトで見る:犬猫生活

▶ 当サイト購入レポートを見る:レガリエ定期便レビュー

モグニャン

モグニャン
  • 第1原材料は白身魚65%
  • イギリスの工場で製造
  • 全年齢が食べられる

「モグニャン」は、お魚味が大好きな日本の猫ちゃんのために作られたプレミアムキャットフードです。

第1原材料は白身魚がたっぷり65%も使用されていて、しっかりお魚の香りがするので猫の食欲を刺激します。

モグニャンは、日本の会社「株式会社レティシアン」が、イギリスの専門家たとちと開発し、現地のペットフード専門工場で製造されています。

日本のキャットフードでは珍しかった、FEDIAFの基準を満たすイギリスの工場で生産したり、グレインフリー(穀物不使用)を取り入れたり、動物性タンパク質をたっぷり使用したり、香料や着色料を使用しないなど、健康を害するリスクが低いところも好ポイントです。

粒の大きさは約0.8cmの俵型で小粒になっています。

全年齢対応になっているので、気に入ったフードを長く食べ続けることができます。

公式サイトから「定期コース」を申し込むと10%~20%OFFになりお得に購入できます。

フードがたまってきて少しお休みしたい場合は、いつでも解約したり再開することができます。

▶ 公式サイトで見る:モグニャン

▶ 当サイト購入レポートを見る:モグニャン購入レビュー

グランツ(GRANDS)

グランツ
  • 動物性タンパク質を65%以上使用
  • 2種類のベリー配合で尿路ケア
  • 全年齢が食べられる

「グランツ」は、第1原材料にチキンやサーモンといった動物性タンパク質が65%以上使用されたグレインフリーのキャットフードです。

味は「チキン & サーモン」「チキン」「サーモン」の3種類あります。

3種類あることで猫が飽きずに食べ続けることができたり、好みが違う猫を複数飼っていても1ヵ所でまとめて購入することができます。 

猫がかかりやすい病気のひとつ、尿路系の健康維持に役立つと言われているクランベリーやブルーベリーが配合されています。

キャットフードは、フランスの工場で生産され、AAFCOとFEDIAF両方の基準を満たしています。

人工保存料を使用しなくても、美味しく食べられるように、パッケージのサイズが「1袋 500g」 で、ジッパー付き小袋に入っています。

粒の大きさは0.7cmぐらいの小粒で、味によって形は違っていて、三角・厚みのある丸型・平たい丸型となっています。

公式サイトから購入すると、初回「63%OFF + 送料無料」になり、2回目以降は「ずっと20%OFF」になります。

Amazonアカウントでログイン出来るので、面倒な新規会員登録は不要で、Amazonに登録している支払方法で注文をすることができます。

▶ 公式サイトで見る:グランツ

▶ 当サイト購入レポートを見る:グランツ購入レビュー

カインズ Pet’sOne

カインズ キャットフード
  • 大容量で激安
  • 全年齢食べられる
  • 便や尿の臭いを軽減するユッカ抽出エキス配合

「Pet’sOne(ペッツワン)」は、ホームセンターのカインズが展開するペット用品のプライベートブランドです。

とにかく安いキャットフードを探している人にオススメです。

プライベートブランドの複数あるキャットフードのうち、「Pet’sOne まぐろ味とチキン味 12kg」と「Pet’sOne お魚とチキン味 8kg」は、AAFCOの記載がありました。

Pet’sOneのドライフードは数種類あるのですが、すべての商品がAAFCOの基準をクリアしているわけではないようで、パッケージの裏面に記載されているものと記載されていないものがありました。

「Pet’sOne まぐろ味とチキン味 12kg」は、大袋入りで多頭飼い向きですが、「お魚とチキン味 8kg」は、2kgずつの小袋入りになっているので、1匹~2匹しか飼っていない人でも購入しやすいです。

安価ですが、無香料・無着色・酸化防止剤として自然派成分のローズマリー抽出エキスを使用するなど、安全性も考えられています。

第1原材料は動物性タンパク質になっていなかったり、タイで製造されていたり、値段が値段なので、これらの点は仕方がないですね。

カインズより若干値段はアップしますが、コストコだと第1原材料が動物性タンパク質になっています。

【レビュー】カインズのキャットフード「Pet’sOne お魚とチキン味 8kg」【激安】

【レビュー】コストコのキャットフード「カークランド ヘルシーウェイト9kg」【安価で大容量】

国産と外国産キャットフードの違い

日本のキャットフードと海外(欧米)のキャットフードの大きな違いは、ペットフードに関する法律です。

日本にもペットフードに関する法律はあるのですが、ペットフード先進国の欧米の方が厳しい傾向にあります。

そのため、国産キャットフードの中には、欧米で使用が禁止されている低品質の原料や危険な添加物が含まれている可能性があります。

安全なキャットフードの選び方 5つのポイント

安心安全なキャットフードを選ぶ際のポイントをまとめました。

欧米の基準をクリアしたフード

AAFCOとFEDIAF

こちらの記事でご紹介しているキャットフードの安全性に関しては、欧米の基準をクリアしているかどうかを判断基準にしています。

ペットフードに関しては残念ながら日本は後進国です。

「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」という本の著者でミュンヘン大学獣医学部で博士号を取得された獣医師の壱岐田鶴子さんがこの本の中で、市販のキャットフードを選ぶポイントとして「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の記載があれば、人の食品に対しての規制と同じようなレベルの審査に合格しているので安心の目安になると書いてありました。

それから、我が家の雄猫が尿路結石になった際、獣医さんから原因は安い国産キャットフードだと言われ、「欧米メーカーのキャットフードを選んだほうが良い」とも言われました。

理由は欧米ではペットフードに関する法律があるようなのですが、日本はまだ不十分らしく、安心安全な原材料が使用されているか分からないとのことでした。

ヨーロッパには、「FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)」という、ヨーロッパのペットフード製造に関するガイドラインを定めている機関があって、ペットフードの品質、安全性、規制の標準化を推進する役割を担っています。

AAFCOとFEDIAFは、どちらもほぼ同等の基準となっているので、欧米メーカーのキャットフードは安全ということになります。

第1原材料が動物性タンパク質のフード

「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」で、原材料名は使用量の多い順に記載されていて、そして、第1原材料が穀物ではなく、動物性タンパク質で何のお肉かお魚か記載してあると安心できるとありました。

プレミアムキャットフードのような高級フードだと第1原材料を動物性タンパク質にすることは可能ですが、安価なフードの場合は実現するのは難しく、これは価格的に仕方ありません。

遺伝子組み換えを使用していないフード

お世話になっている獣医さんに遺伝子組み換えは良くないと言われました。

日本では、遺伝子組み換えの栽培は行われていませんが、海外(主にアメリカ)ではトウモロコシ・大豆・米などが栽培されています。

日本はアメリカからこれらを輸入しているため、キャットフードに使用されている可能性があります。

人工添加物が入っていないフード

ペットフードに関する法規制が十分でない日本のフードには、香料・着色料・保存料・酸化防止剤などが含まれていることがあります。

獣医さんに言われたのですが、国産キャットフードの特徴として、国産メーカーは海外メーカーよりも美味しくできていて食いつきが違うそうです。

我が家が購入していた安価なキャットフードメーカーの商品は3~4種類あったのですが、どれも食いつきがよく飽きずに何年も食べ続けていました。

日本のキャットフードは、安くても美味しくできているようです。

一方、プレミアムキャットフードは、猫にとって良くない人工的なものは使用せず、自然由来のものを使用している傾向にあります。

その分、値段は高くなってしまうのですが安心安全度はアップします。

グレインフリー(穀物不使用)について

我が家が通っている動物病院の先生の意見は、「遺伝子組換えが使われていたり、猫にアレルギーがなければそこまで気にする必要はない」とのことでした。

なので穀物が多少使用されていることに、そこまで神経質にならなくてもよいのではといった感じでした。

先生曰く、カリカリを作る時に、つなぎの役目として穀物が使用されることもあるんじゃないかと、おっしゃっていました。

獣医さんによって意見は異なるので参考程度にして頂けたらと思います。

グレインフリーは通常のキャットフードより値段が高めになっています。

キャットフードに使用される注意したい肉類

安価なキャットフードは、コストを抑えるために「4Dミート」が使用されていることがあります。

4Dミートとは、Dead(死んだ)、Dying(死にかけの)、Diseased(病気の)、Disabled(障害のある)の4つの頭文字「D」で表される質の低い肉のことです。

この4Dミートは、人間の食品には適さないためペットフードに使用されますが、猫にとっても良くありません。

キャットフードに使用される主な添加物

キャットフードに使用される代表的な添加物には以下のようなものがあります。

これらの添加物は、保存性を高めたり、風味を良くするために使用されます。

  • 酸化防止剤
  • 防腐剤
  • 着色料
  • 発色剤
  • 甘味料
  • 保存料
  • 香料
  • 合成調味料

注意したい添加物の具体名

  • BHA(酸化防止剤)
  • BHT(酸化防止剤)
  • エトキシキン(酸化防止剤)
  • 亜硝酸ナトリウム(発色剤・防腐剤)
  • フルビル酸カリウム(保存料)
  • ソルビン酸カリウム(保存料)
  • グリシリジン(甘味料)
  • アンモニエート(甘味料)
  • 赤色◯号・青色◯号など(着色料)

上記が注意したい主な添加物の名称です。

キャットフードを購入する際、これらの名前を全部覚えてチェックするのは大変です。

なので、パッケージに「AAFCO」または「FEDIAF」の記載があるかをチェックすれば、簡単に安全性をチェックすることができます。

安全な添加物の一例

  • ビタミン類(ビタミンC,Eなど)
  • ミネラル類(タウリン,銅,鉄など)

上記は安全とされる添加物の一部です。

添加物というと悪い印象を持つ人が多いかもしれませんが、すべての添加物が危険というわけではありません。

添加物によっては、栄養バランスを整えたり、保存性を高めるために使用されます。

「添加物 = 悪」ではない

酸化防止剤や防腐剤は、キャットフードの劣化を防ぐために必要で、特にドライフードには必ず含まれています。

重要なのは使用されている添加物の種類です。

酸化防止剤として、エトキシキン・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)を使用するのではなく、ビタミンC・ビタミンE・自然派成分のローズマリー抽出物などを使っている場合は安全です。

可能な限り不要な添加物が含まれていないものを選ぶことが大切です。

市販の安い国産キャットフードのメリット・デメリット

先にお伝えしたように、国産フードを選ぶ際は注意が必要です。

残念ながら、「国産だから安全」とか、「知名度があるから安全」ではありません。

メリット

  • 価格が安い
  • どこにでも売っている
  • 海外産より美味しくできている

国産キャットフードの最大のメリットは、価格ではないでしょうか。

購入しやすい価格帯で、ホームセンターやドラッグストア、ネット通販など、あらゆるところで販売されています。

しかし、安価な国産キャットフードを選ぶ場合は、猫の健康に良くない原材料や添加物が使用されているかもしれないので、パッケージに「AAFCO」または「FEDIAF」の記載があるかチェックする必要があります。

関連:ホームセンターで買える安心安全なキャットフードまとめ

デメリット

  • 低品質の肉類を使用している可能性
  • 危険な添加物を使用している可能性
  • 遺伝子組換え作物を使用している可能性
  • 病気になると治療費や療法食の費用がかさむ

猫の健康に良くない原材料や添加物が入ったキャットフードを食べ続けていると、我が家の猫のように尿路結石になります。

特に雄猫は雌猫に比べ尿道が細いらしく詰まりやすいようです。

尿路結石になると、普通のキャットフードではなく、病気になった猫が食べる療法食を購入しなければなりません。

この療法食が激高です。

病院代だけでなく、餌代にもお金がかかります。

我が家が購入している「ロイヤルカナン 猫用 ユリナリーS/O オルファクトリー」は、以前は、4kgで5,400円ぐらいでしたが、現在は価格が高騰して、4kgで9,500円ぐらいします。

獣医さんからは、これからはずっと療法食を食べるようにと言われました。

尿路結石はなると大変なので、コスパだけでなく、安全なキャットフードを選ぶことをオススメします。

安いキャットフードとプレミアムキャットフードの違い

「プレミアムキャットフード」とは、明確な基準があるわけではないのですが、一般的に高品質な原材料を使用した安全性の高いキャットフードのことです。

価格は高めで、品質と安全性が重視されています。

「プレミアムキャットフード = 安心安全なキャットフード」という意味ではないので、商品の原材料や添加物をチェックしましょう。

安心安全なキャットフードの選び方まとめ

  • 欧米の基準をクリアしたフード
  • 第1原材料が動物性タンパク質のフード
  • 危険な添加物を使用していないフード
  • 遺伝子組換えを使用していないフード

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