
今回は「匂いが強いキャットフード(ドライ)」をまとめました。
個人的なオススメは、
匂いが強い安心安全なキャットフード8選
においが強いフードの特徴は、動物性タンパク質がたっぷり使われている点です。
グランツ(GRANDS)

- FEDIAFとAAFCOの両方の基準をクリア
- 1袋500gの小袋入り
- 低糖質レシピ
「グランツ」は、日本の会社ですが、ペットフード先進国・フランスの老舗メーカーと共同開発し、フランスの工場で製造したプレミアムキャットフードです。
キャットフードは、「FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)」と「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の両方の基準を満たした品質の高い商品です。
味は「チキン」「サーモン」「チキン & サーモン」の3種類あります。
3種類あることで猫が飽きずに食べ続けることができたり、好みが違う猫を複数飼っていても1ヵ所でまとめて購入することができます。
フードは、肥満の原因になる糖質をカットし、肉食動物の猫に必要なタンパク質をたっぷり配合した「高タンパク・低糖質」のキャットフードになっています。
人工保存料を使用しなくても美味しく食べられるよう、パッケージのサイズが「1袋 500g」のジッパー付き小袋に入っています。
粒の大きさは0.7cmぐらいの小粒で、味によって形は違っていて、三角・平たい丸型・厚みのある角張った丸型となっています。
公式サイトから定期便を申し込むと、初回限定お試しサンプルを【1袋64%オフ + 送料無料】で購入できます。2回目以降は「ずっと20%オフ」になります。
64%オフで購入できるのは1袋だけですが、残りの2種類のサンプルも無料でもらえるので、3種類すべての味を試すことができます。
Amazonアカウントでログイン出来るので、面倒な新規会員登録は不要で、Amazonに登録している支払方法で注文をすることができます。
お試し購入後の定期便の継続は自由です。
▶ 公式サイトで見る:グランツ
▶ 当サイト深堀り記事:グランツの口コミ・評判・安全性
▶ 当サイト購入レポートを見る:グランツ購入レビュー
ジャガー

- 匂いが強めのフード
- 動物性原材料を約80%使用
- 粒の大きさは約1cmのドーナツ型
「ジャガー」は、ペット先進国イギリスの工場で製造された超高タンパク質のキャットフードです。
チキン・鴨・サーモン・マスなどの動物性タンパク質を約80%も使用していて、最強レベルの肉肉しさです。
お肉の香りがしっかり感じられるため、猫の食欲をしっかり刺激してくれます。
猫はそもそも肉食動物なので、そんな猫にピッタリなフードです。
粒は1cm強の大粒で、少し厚みがある丸いドーナツ型になっているので噛み応えがあります。
ジャガーは安価なキャットフードでは実現できない非常に肉肉しいフードに仕上がっています。
▶ 公式サイトで見る:ジャガー
▶ 当サイト深堀り記事:ジャガーの口コミ・評判・安全性
▶ 当サイト購入レポートを見る:ジャガー購入レビュー
カナガン

- チキン味とサーモン味の2種類
- 動物性タンパク質が60%以上使用
- 人間が食べられるレベルの肉や魚を使用
「カナガン」は、イギリス産 高級キャットフードで、世界45カ国で販売されています。
カナガンの生産者は、英国エリザベス女王にも認められ、2017年に「The Queen’s Award for Emterprise : International Trade」を受賞した実績のある会社です。
味は「チキン」と「サーモン」の2種類で、香りが強めのフードになっています。
使用している食材は、放し飼いでストレスなく育ったチキンの新鮮な生肉、新鮮な生のサーモンやマスなど上質なものを厳選しています。
粒の大きさは、チキン味が約1cmのほどよい厚みのある丸型で、サーモン味は0.7cmの小粒の丸型になっています。
お手頃価格のフードでは実現できない高品質のキャットフードです。
公式サイトから「定期コース」を申し込むと10%~20%OFFになりお得に購入できます。
▶ 公式サイトで見る:カナガン
▶ 当サイト深堀り記事:カナガンの口コミ・評判・安全性
▶ 当サイト購入レポートを見る:カナガン購入レビュー
モンプチ

- 購入しやすい価格帯
- 合成着色料「無添加」
- 複数のフレーバーがある
「モンプチ」は、スイスに本社を置く世界最大の食品飲料メーカー「ネスレ」のペット部門ピュリナが提供するキャットフードです。
ピュリナワンが値上がりし、少し安いフードを探している人にモンプチはオススメです。
安価なフードだと添加物が使用されていることが多いですが、モンプチは無添加になっていて好ポイントです。
第1原材料が動物性タンパク質ではなく「穀類」になっているのは価格的に仕方がないですね。
Amazonには「モンプチAmazon限定商品」が販売されています。
Amazonは1年を通してセールがあったり、不定期で開催されるタイムセールなどで、安く購入できるチャンスがあります。
関連:モンプチ購入レビュー
ピュリナワン グレインフリー

- 第1原材料が肉や魚
- グレインフリーはチキン味と白身魚味がある
- 比較的購入しやすい価格帯
「ピュリナ ワン」もネスレのキャットフードで、年齢や健康ニーズに応じたラインナップになっています。
ピュリナワンの中でにおいが強めなのが、グレインフリー(穀物不使用)です。
粒は大きめでゴロッとしています。粒の形は三角や丸型、ほぐした粒がミックスされています。
ピュリナワンは、モンプチよりも値段が高いため、第1原材料は肉や魚の動物性タンパク質になっています。
安心安全なキャットフードの中では、比較的購入しやすい価格帯で、ネットでもホームセンターでも、どこでも売っているキャットフードです。
関連: ピュリナワン購入レビュー
アイムス

- 第1または第2原材料が肉類
- 比較的購入しやすい価格帯
- 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている
「アイムス」は、アメリカの会社で、比較的購入しやすい価格帯のキャットフードです。
商品によって第1原材料が動物性タンパク質のものと、第2原材料から動物性タンパク質になっているものがあります。
成猫用のフードは、粒は大きめで薄すぎず厚すぎず適度な厚みがある丸型で、噛んで食べやすい形になっています。
パッケージは小分けになっているので、酸化しにくく美味しい状態をキープできます。
関連:アイムス購入レビュー
アカナ

- 65~75%が動物原材料
- ホールプレイで加工
- 子猫用・成猫用・全年齢対象がある
「アカナ」は、カナダ発のキャットフードで、「ホールプレイ」をコンセプトにしています。
ホールプレイは、ペットに栄養を与えるための肉・魚・心臓・レバー・腎臓などのジューシーな内臓・少量の骨などの原材料をそのまま使用することで、そこに含まれる栄養素を損なわずにフードを作ることができます。
動物原材料は商品によって異なるのですが、65~75%と高い割合になっています。
地元の新鮮な原材料を使用、自社専用トラックで摂氏4度で運送、他社に製造をまかせず自社で行うなど徹底されています。
信頼されるキャットフードを作るために、原材料の調達・運搬・工場すべてこだわっています。
▶ 関連:アカナ購入レビュー
ファインペッツ

- 動物性原材料を8割使用
- 下部尿路疾患に配慮
- 全年齢食べられる
「ファインペッツ(FINEPET’S)」は、DNAレベルで相性抜群なアヒルとニシンの肉類をたっぷり85%も使用したオランダで製造されたキャットフードです。
猫がかかりやす尿路結石に配慮したフードになっています。
尿路結石は尿がアルカリ性に傾くことで出来やすくなると言われており、そのため反対の弱酸性のフードを食べることでアルカリ性に傾く事を防ぐことが出来ます。
FINEPET’Sキャットフードは、ph値は6.3(中世)、またマグネシウム含有量は0.06%で、この値は処方食や療養食と同等程度のものです。
フードは約1cmぐらいの大きさで、厚みのないテトラポッド型です。
▶ 関連:ファインペッツ購入レビュー
キャットフードのニオイが強い理由
キャットフードが臭い主な理由を2つあげてみました。
高タンパク質をたっぷり配合
ニオイが強いキャットフードの特徴として、お肉がたっぷり使用された肉肉しいフードになっています。
一般的なキャットフードより価格が高めのプレミアムキャットフードの場合、高品質な材料や特別な配合で作られています。
猫は本来、肉食動物で、肉や魚など高タンパク質の成分が多く含まれていることは良いキャットフードという証拠です。
猫の好みに合わせた風味
人間にとっては「臭い」と感じるニオイでも、猫にとっては食欲をそそる香りだったり、美味しいと感じる香りになっています。
我が家の猫を見ていてもニオイが強いフードは、反応がいつもと違ったり、食いつきが良かったりします。
猫にも好みがあって強いニオイが苦手な猫もいると思いますが、多くの猫が良い反応をすることから、メーカーが強いニオイにしていると思います。
キャットフードのニオイが気になる場合
どうしてもニオイが気になる場合の対策は以下の2つです。
フードを出しっぱなしにしない
猫が食べ残したフードをそのまま放置せず、蓋をしたり、蓋つきの別容器に移し変えるなど、フードを長時間出しっぱなしにしないことです。
フードを出しっぱなしにすることで、ニオイが広がったり、味が落ちたりします。
ニオイの問題だけでなく、猫がフードを美味しく食べることが出来なくなってしまいます。
匂いの少ないキャットフードを選ぶ
キャットフードのニオイに耐えられない場合は、ニオイが少ないキャットフードを試してみてはいかがでしょうか。
ニオイが弱くても美味しく出来ているフードがあるので、いくつかご紹介します。
安全なキャットフードの選び方 5つのポイント
安心安全なキャットフードを選ぶ際のポイント5つまとめました。
欧米の基準をクリアしたフード
こちらの記事でご紹介しているキャットフードの安全性に関しては、欧米の基準をクリアしているかどうかを判断基準にしています。
ペットフードに関しては残念ながら日本は後進国です。
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」という本の著者でミュンヘン大学獣医学部で博士号を取得された獣医師の壱岐田鶴子さんがこの本の中で、市販のキャットフードを選ぶポイントとして「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の記載があれば、人の食品に対しての規制と同じようなレベルの審査に合格しているので安心の目安になると書いてありました。
それから、我が家の雄猫が尿路結石になった際、獣医さんから原因は安い国産キャットフードだと言われ、「欧米メーカーのキャットフードを選んだほうが良い」とも言われました。
理由は欧米ではペットフードに関する法律があるようなのですが、日本はまだ不十分らしく、安心&安全な原材料が使用されているか分からないとのことでした。
ヨーロッパには、「FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)」という、ヨーロッパのペットフード製造に関するガイドラインを定めている機関があって、ペットフードの品質、安全性、規制の標準化を推進する役割を担っています。
AAFCOとFEDIAFは、どちらもほぼ同等の基準となっているので、欧米メーカーのキャットフードは安全ということになります。
第1原材料が動物性タンパク質のフード
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」で、原材料名は使用量の多い順に記載されていて、そして、第1原材料が穀物ではなく、動物性タンパク質で何のお肉かお魚か記載してあると安心できるとありました。
プレミアムキャットフードのような高級フードだと第1原材料を動物性タンパク質にすることは可能ですが、安価なフードの場合は実現するのは難しく、これは価格的に仕方ありません。
人工添加物が入っていないフード
ペットフードに関する法規制が十分でない日本のフードには、香料・着色料・保存料・酸化防止剤などが含まれていることがあります。
獣医さんに言われたのですが、国産キャットフードの特徴として、国産メーカーは海外メーカーよりも美味しくできていて食いつきが違うそうです。
我が家が購入していた安価なキャットフードメーカーの商品は3~4種類あったのですが、どれも食いつきがよく飽きずに何年も食べ続けていました。
日本のキャットフードは、安くても美味しくできているようです。
一方、プレミアムキャットフードは、猫にとって良くない人工的なものは使用せず、自然由来のものを使用している傾向にあります。
その分、値段は高くなってしまうのですが安心安全度はアップします。
遺伝子組換えを使用していないフード
お世話になっている獣医さんに遺伝子組換えは良くないと言われました。
日本では、遺伝子組換えの栽培は行われていませんが、海外(主にアメリカ)ではトウモロコシ・大豆・米などが栽培されています。
日本はアメリカからこれらを輸入しているため、キャットフードに使用されている可能性があります。
グレインフリー(穀物不使用)について
我が家が通っている動物病院の先生に聞いてみたところ、「猫にアレルギーがなければそこまで気にする必要はない」とのことで、そこまで神経質にならなくてもよいのではといった感じでした。
先生曰く、カリカリを作る時に、つなぎの役目として穀物が使用されることもあるんじゃないかと。
あと遺伝子組換えの穀物が使用されているフードはやめたほうがいいとおっしゃっていました。
獣医さんによって意見は異なるので参考程度にして頂けたらと思います。
グレインフリーは通常のキャットフードより値段が高めになっています。