AAFCOの栄養基準を満たしたキャットフード23選

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AAFCOキャットフード

今回は、AAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準を満たしたキャットフード(ドライ)をまとめました。

個人的なオススメは、

AAFCOの栄養基準を満たしたキャットフード23選

AAFCOはアメリカのペットフードの基準ですが、日本やグローバル展開しているヨーロッパのペットフードブランドなどもAAFCOの栄養基準を満たしている商品があります。

犬猫生活(旧レガリエ)

犬猫生活
  • 国産無添加
  • 粒の大きさは約1~2.5cmの筒型
  • 全年齢用とシニア用がある

「犬猫生活」は、Oisix(オイシックス) で、オンラインデパ地下「Oiチカ」の立ち上げ責任者をされていた佐藤淳氏が2018年に立ち上げた新しいキャットフードです。

フードは、無添加のグレインフリー(穀物不使用)になっていたり、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリアしていたり、安心・安全を追求したフードになっています。

粒は筒形で、大小さまざまな大きさが混ざっていて、小さいものは1cmぐらい、大きいものは2cmを超えるものもありました。

キャットフードの香りは、お出汁がきいた和風な感じでした。

犬猫生活のキャットフードはノンオイルコーティングになっているので、一般的なキャットフードのようにベタベタせずサラッとしていて酸化しにくくなっています。

キャットフードは、「オールステージ用」と「シニア用7歳から」の2種類あり、どちらも大粒です。

公式サイトから定期便を申し込むと初回500円で試せます。回数制限がないので、一時休止・再開・解約ができ、2回目以降は通常価格の23%OFFとなりお得に購入できます。

Amazonアカウントでログイン出来るので、面倒な新規会員登録は不要で、Amazonに登録している支払方法で注文をすることができます。

▶ 公式サイトで見る:犬猫生活

▶ 当サイト購入レポートを見る:レガリエ定期便レビュー

グランツ(GRANDS)

グランツ
  • 動物性タンパク質を65%以上使用
  • 2種類のベリー配合で尿路ケア
  • 全年齢が食べられる

「グランツ」は、国産ブランドでは珍しく第1原材料にチキンやサーモンといった動物性タンパク質が65%以上使用されたプレミアムキャットフードです。

味は「チキン & サーモン」「チキン」「サーモン」の3種類あります。

3種類あることで猫が飽きずに食べ続けることができたり、好みが違う猫を複数飼っていても1ヵ所でまとめて購入することができます。 

猫がかかりやすい病気のひとつ、尿路系の健康維持に役立つと言われているクランベリーやブルーベリーが配合されています。

粒の大きさは0.7cmぐらいの小粒で、味によって形は違っていて、三角・厚みのある丸型・平たい丸型となっています。

猫の健康を考え、穀物や人工添加物(保存料・着色料・香料)は使用されていません。

1袋500g入りの小袋になっているので、フードが空気に触れる機会が減り美味しさを保つ工夫がされています。

公式サイトから購入すると、初回「63%OFF + 送料無料」になり、2回目以降は「ずっと20%OFF」になります。

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▶ 公式サイトで見る:グランツ

▶ 当サイト購入レポートを見る:グランツ購入レビュー

ロイヤルカナン

ロイヤルカナン
  • 50年以上にわたる実績
  • 猫の品種や年齢に特化したフード
  • 獣医師からの信頼も厚い

「ロイヤルカナン」は、1968年にフランスで創業した大手ペットフードメーカーです。

特徴は長年の研究に裏打ちされた科学的データを基に設計された高品質フードです。

キャットフードの種類が非常に多く、猫の品種別フード(ペルシャ、メインクーンなど)、年齢別フード(キトン、アダルト、シニア)、病気になった猫が食べる療法食など、健康状態や栄養ニーズに応じた様々な製品があります。

ロイヤルカナンの療法食は、多くの動物病院でオススメされていて、獣医さんからも信頼されている製品です。

関連:ロイヤルカナン購入レビュー

ヒルズ

ヒルズ
  • ストルバイト尿石に配慮
  • 科学的に基づいた栄養
  • 子猫用・成猫用・高齢猫用に分かれている

「ヒルズ」は、1939年にアメリカで誕生したキャットフードブランドです。

フードはライフステージ別に、子猫12ヶ月まで(妊娠・授乳期の母猫にも)・成猫1~6歳・高齢猫7歳以上・高齢猫11歳以上・高齢猫14歳以上と細かく分かれています。

健康な猫が食べるキャットフードだけでなく、病気になった猫が食べる療法食も展開していて、ヒルズの療法食も動物病院で推奨されることが多いブランドです。

ヒルズのフードは、猫がかかりやすい病気「尿路結石」に配慮しマグネシウムの量が調整されています。

ヒルズでは「返金保証サービス」を提供しています。万が一、商品に満足いかなかった場合は返金してくれるので、安心して商品を試すことができます。

関連:ヒルズ購入レビュー

モンプチ

モンプチ
  • 購入しやすい価格帯
  • 合成着色料「無添加」
  • 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている

「モンプチ」は、スイスに本社を置く世界最大の食品飲料メーカー「ネスレ」のピュリナが提供するキャットフードです。

ピュリナワンが値上がりし、少し安いフードを探している人にモンプチはオススメです。

安価なフードだと添加物が使用されていることが多いですが、モンプチは無添加になっていたり、着色料は天然由来のものを使用していたり好ポイントです。

第1原材料が動物性タンパク質ではなく「穀類」になっているのは価格的に仕方がないですね。

商品は、子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれていて、猫の年齢に合わせたラインアップになっています。

いろいろな味が用意されているので飽きずに食べることができます。

Amazonには「モンプチAmazon限定商品」が販売されています。

Amazonは1年を通してセールがあったり、不定期で開催されるタイムセールなどで、安く購入できるチャンスがあります。

関連:モンプチ購入レビュー(準備中)

ピュリナ ワン

ピュリナワン
  • 幅広い製品ラインナップ
  • 比較的購入しやすい価格帯
  • 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている

「ピュリナ ワン」もネスレのキャットフードです。

キャットフードは、子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれていて、年齢や健康ニーズに応じたラインナップになっています。

ピュリナワンは、モンプチよりも値段が高いため、第1原材料は肉や魚の動物性タンパク質になっています。

フードは小分けになっているので、美味しさを長く保つことができます。

ピュリナワンは、比較的購入しやすい価格帯で、ホームセンターやネットなど、どこでも売っているところが魅力です。

関連: ピュリナワン購入レビュー

コストコ カークランド

コストコキャットフード3種類
  • 大容量で低価格
  • 保存容器を用意する必要がある
  • 3種類ある(グレインフリーもある)

「カークランド」は、コストコが展開するプライベートブランドです。

コストコのキャットフードは、大容量で低価格が売りです。

とにかく値段が安いキャットフードが欲しい人にオススメです。

安いキャットフードだと、第1原材料が動物性タンパク質以外のものになっていることが多いのですが、コストコのキャットフードは、第1原材料が動物性タンパク質になっています。

ただ安いだけでなく、第1原材料が動物性タンパク質になっていたり、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリアしていたり、ペットフード先進国らしい良いキャットフードです。

キャットフードは3種類あって、11kg・9kg・8kgとコスパが良いので多頭飼いの人に人気があります。

キャットフードは大袋に入っていてジッパーは付いていないので、保存容器を用意する必要があります。

ここ数年、キャットフードにも値上げの波が押し寄せていて、今まで買っていたキャットフードの値段が高くなったと感じている人もいると思います。

そんな中でもコストコのキャットフードは購入しやすい価格帯になっているので経済的に助かります。

【レビュー】コストコのキャットフード「カークランド サーモン・ポテト 8kg」グレインフリー

【レビュー】コストコのキャットフード「カークランド ヘルシーウェイト9kg」【安価で大容量】

カインズ Pet’sOne

カインズ キャットフード
  • 大容量で激安
  • 全年齢食べられる
  • 便や尿の臭いを軽減するユッカ抽出エキス配合

「Pet’sOne(ペッツワン)」は、ホームセンターのカインズが展開するペット用品を扱うプライベートブランドです。

キャットフードは複数あるのですが、そのうちの「Pet’sOne まぐろ味とチキン味 12kg」と「Pet’sOne お魚とチキン味 8kg」が、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たしています。

ただ安いだけでなく安全性も考えられています。

「Pet’sOne まぐろ味とチキン味 12kg」は、大袋入りで多頭飼い向きですが、「お魚とチキン味 8kg」は、2kgずつの小袋入りになっているので、1匹~2匹しか飼っていない人でも購入しやすいです。

値段が値段なので、第1原材料は動物性タンパク質にはなっていませんが、安価なフードなのでこの点は仕方がないですね。

カインズより若干値段はアップしますが、コストコだと第1原材料が動物性タンパク質になっています。

関連:カインズのキャットフード「ペッツワン」の口コミや評判、安全性をチェック

セレクト バランス

  • コエンザイムQ10配合
  • グレインフリー(穀物不使用)
  • 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている

「セレクト バランス」は、皮膚と体の健康を維持することを目的としたキャットフードです。

健康な皮膚と被毛、免疫力を維持してくれる「コエンザイムQ10」、心臓の健康維持を助けてくれる「タウリン」などが配合されています。

キャットフードは、第1原材料に良質なチキンを使用、穀物アレルギーに配慮しグレインフリー(穀物不使用)になっています。

使用されている原材料は、厳選された良質なタンパク質やさまざまな植物由来のものを使用、健康に配慮し、合成保存料無添加・無着色・無香料になっています。

猫の年齢に応じたラインナップになっていて、ベビー・キトン・アダルト・エイジングケアの全部で6種類あります。

ニュートロ

ニュートロ
  • 主原料は100%自然素材
  • 便臭を軽減してくれる天然ユッカ抽出物を配合
  • 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている

「ニュートロ」は、アメリカ発祥のペットフードブランドで、厳選した自然素材にこだわったっキャットフードを提供しています。

キャットフードは世界のペット栄養学をリードするウォルサム研究所の知見を基に作られています。

品質を保持するための酸化防止剤にも自然由来の原料を使用したり、着色料や化学合成物を使用しないなど、可能な限り自然素材から栄養素を摂取できるようフード作りをされています。

腸管内でニオイを吸着する天然ユッカ抽出物が配合されているので、便臭を軽減してくれる効果が期待できます。

キャットフードの形は、フードによって異なりますが、楕円形や丸型が中心です。

楕円形タイプは1.3cmぐらいで、丸型は1cmぐらいです。

シニア猫用も1cmぐらいあって比較的大きめサイズになっています。

キャットフードの種類が豊富なので、飼い猫にあったフードを見つけることができます。

関連:ニュートロ購入レビュー

ナチュラルバランス

ナチュラルバランス
  • 人が食べられる原材料を使用
  • アレルギー対応フードあり
  • 遺伝子組み換え不使用

「ナチュラルバランス」は、アメリカ発祥のブランドで、人が食べられることを基準に原材料を厳選したオールナチュラルなキャットフードです。

キャットフードは、科学的・栄養学的・獣医学的・力学的に研究開発をし、高品質な5大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル)が含まれています。

アレルギー対応フードは、グレインフリー(穀物不使用)や、主原料の動物性タンパク質と炭水化物を1種類に限定したフードがあります。

アメリカでは遺伝子組み換え作物が栽培されている国ですが、ナチュラルバランスには使用されていないので安心です。

キャットフードは、アメリカで製造されているのですが、日本向けパッケージは日本語になっているので分かりやすいです。

関連:ナチュラルバランス購入レビュー

ウェルネス

ウェルネス
  • フードの種類が豊富
  • 4種類の乳酸菌を配合
  • 子猫用・成猫用に分かれている

「ウェルネス」は、アメリカの老舗ペットフードブランドです。

キャットフードの種類が豊富で、グレインフリー(穀物不使用)も数種類あります。

ウェルネスの特徴は、4種類の乳酸菌をドライフードに配合し、健康なお腹をサポートしてくれます。

キャットフードは、猫本来の食性にこだわり動物性タンパク質が豊富なフードになっています。

オリジン

オリジン
  • 原材料の3分の2は新鮮または生の肉と魚
  • 原材料の85%が動物性タンパク質
  • 子猫用・全年齢用がある

「オリジン」は、カナダのプレミアムフードブランドで、非常に高いタンパク質含有量が特徴です。

原材料の85%が動物性タンパク質になっていて、肉食動物の猫のために作られたキャットフードです。

原材料の鮮度にもこだわっていて、鶏・七面鳥・ウズラ・全卵・牧場飼育の肉、天然/養殖の魚など捕れてから5日以内の新鮮な原材料が使用されています。

肉を多く入れても添加物を使わずドライフードとして粒状にする技術は、他社にはない最新設備の自社製造キッチンで製造されています。

▶ 関連:オリジン購入レビュー

アカナ

アカナ
  • ホールプレイで加工
  • 65~75%が動物原材料
  • 子猫用・成猫用・全年齢対象がある

「アカナ」は、カナダ発のキャットフードで、「ホールプレイ」をコンセプトにしています。

ホールプレイは、ペットに栄養を与えるための肉・魚・心臓・レバー・腎臓などのジューシーな内臓・少量の骨などの原材料をそのまま使用することで、そこに含まれる栄養素を損なわずにフードを作ることができます。

地元の新鮮な原材料を使用、自社専用トラックで摂氏4度で運送、他社に製造をまかせず自社で行うなど徹底されています。

信頼されるキャットフードを作るために、原材料の調達・運搬・工場すべてこだわっています。

▶ 関連:アカナ購入レビュー

エルモ(ELMO)

エルモ
  • 大学と連携した動物栄養学研究
  • すべての原材料がイタリア産
  • 子猫用・成猫用に分かれている

「エルモ」は、イタリアのブランドで、高品質の原材料を使用し、動物栄養学の研究に基づいて開発されたプレミアムキャットフードです。

動物栄養学は、トリノ大学・ボローニャ大学と連携して研究を行っています。

すべての原材料は厳選されたイタリア産を使用するなど徹底しています。

ペットの健康を考えて、人工の着色料・保存料は使用せず、ローズマリーからの抽出物を保存料に使用、天然由来の成分を活用することで安心安全にこだわっています。

キャットフードは、子猫用・成猫用に分かれていて、全部で4種類あります。

関連:エルモ購入レビュー

ギャザー(gather)

ギャザー
  • 第三者機関の認証を受けた原材料を使用
  • オーガニック食材を使用
  • 全年齢が食べられる

「ギャザー」は、ペット先進国カナダの栄養学博士が開発したレシピのキャットフードです。

こだわりは農薬や化学肥料残留の心配がないオーガニック食材を使用しているところです。

使用されているのは、USDA(米国農務省)におけるオーガニック認証制度を受けた厳選された原材料です。

オーガニック認証を受けた平飼いチキンやえんどう豆などを使用、遺伝子組換え作物は使用されていません。

アレルギーの原因となりやすいと言われるトウモロコシ・小麦・大豆は使用せず、グレインフリー(穀物不使用)・ポテトフリーのキャットフードになっています。

キャットフードの種類は1種類で、丸型や楕円型が混ざった不揃いの粒になっています。

ナウ フレッシュ(NOW FRESH)

ナウ フレッシュ
  • 素材の持ち味を活かすSCSB製法
  • グレインフリー(穀物不使用)・グルテンフリー
  • 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている

「ナウ フレッシュ」は、カナダのペットフードブランドで、「フレッシュ」という言葉の通り食材の鮮度にこだわり、新鮮な肉・魚・野菜・果物など20種類以上を使用したキャットフードです。

調理方法も特殊で、一般的なペットフードは120~150℃ぐらいまで熱をかけるようなのですが、ナウフレッシュは、90℃の低温でゆっくり丁寧に調理するSCSB(Slow cooked in Small Batches)製法を採用しています。

低温調理することで、タンパク質の変性を抑えて素材の美味しさと栄養をできるだけ損なわない工夫がされています。

ブリスミックス

ブリスミックス キャットフード
  • 口腔内善玉菌K12を配合
  • 神のキノコ「アガリクス茸」配合
  • 成猫用と全年齢用がある

「ブリスミックス」は、お口の状態を整えてくれる口腔内善玉菌K12(口腔内善玉菌)を配合したカナダ産キャットフードです。

「K12って何?」と思ってしまいますが、K12は悪玉菌の繁殖を抑えることで口腔内の善玉菌・悪玉菌のバランスを整える役割を果たしています。

アメリカおよびニュージーランドでの研究から、口臭が出にくい人間がK12を多く持っていることが分かっています。

ブリスミックスには、他のキャットフードでは見られないものが入っていて、他には人間用のサプリメントとして販売される、ブラジル産の地元の人しか食べられない「神のキノコ」と呼ばれていたアガリクス茸が入っています。

原材料にもこだわっていて、使用するお肉は冷凍のものではなく、冷蔵保存されたものなので、風味を損なうことなく、余分な添加物や油で風味をごまかさないキャットフードになっています。

ゴー(go! )

ゴー
  • 猫の悩みを解決するフード
  • 種類が豊富なラインナップ
  • 全年齢食べられる

「ゴー」は、カナダ発のペットフードブランドで、猫の悩みに寄り添ったソリューションフードです。

ゴーは、20年以上積み重ねたペット栄養学を生かし、高タンパク質フード・食物アレルギー対応食・体重管理&関節ケアフード・皮膚&被毛ケアフード・消化&腸ケアフードなど、様々な猫の悩みを解決するフードを取り揃えています。

ゴーは、3つのシリーズからなっています。

「デイリーディフェンス(DD)シリーズ」は、健康維持のための高機能フード。

「フィット+フリー(FF)シリーズ(ノーグレイン)」は、もともと肉食である猫のために作られた最もお肉の含有量が多いシリーズ。

「センシティビティ+シャイン(SS)シリーズ(ノーグレイン)」は、アレルギーの猫のためのアレルギー対応フードです。

ブラバンソンヌ

ブラバンソンヌ
  • 便の臭いを軽減
  • 匂いが弱いフード
  • 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている

「ブラバンソンヌ」は、洗練されたパッケージデザインが目を引くベルギー発のプレミアムキャットフードです。

ブラバンソンヌは、今まで購入したキャットフードの中で一番といっていいほどニオイが弱かったです。

ニオイが弱く食欲をそそらないのかなと思っていたのですが、猫の食いつきは非常に良かったです。

便の臭いを軽減するために消臭成分ユッカ抽出物が配合されています。

キャットフードの周りに粉が付いていないので、歯石がたまりにくい点も良いですね。

公式サイトから注文すると定期便を利用できるので便利です。

Amazonでも定期便はあるのですが、予告なく値段が上がってビックリしますが、公式サイトだと値段が変動することがないので安心です。

▶ 公式サイトで見る:ブラバンソンヌ

アイムス

アイムス
  • 第1または第2原材料が肉類
  • 比較的購入しやすい価格帯
  • 子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれている

「アイムス」は、アメリカの会社で、比較的購入しやすい価格帯のキャットフードです。

商品によって第1原材料が動物性タンパク質のものと、第2原材料から動物性タンパク質になっているものがあります。

子猫用・成猫用・シニア猫用に分かれていて、全部で6種類あります。

成猫用のフードは、薄すぎず厚すぎず適度な厚みがある丸型で、しっかり噛んで食べる猫に向いています。

パッケージは小分けになっているので、酸化しにくく美味しい状態をキープできます。

関連:アイムス購入レビュー

ファーストチョイス

ファーストチョイス
  • カナダで誕生、日本向けは独自のレシピ
  • 酸化を防ぐ個包装
  • 成猫1才以上

「ファーストチョイス」は、カナダのペットフードブランドで、日本では防虫剤でおなじみアースグループの一員「アース・ペット株式会社」が販売している商品です。

パッケージは日本語になっていますが、キャットフードはカナダで製造されています。

日本向けは獣医師が日本独自のレシピで栄養バランスを調整しています。

個包装になっているので、鮮度が保てて美味しく食べることができたり、飽きてしまって別のフードにする場合でも酸化しにくい状態で保存することができます。

2024年にリニューアルされ、キャットフードは目的別に4種類になりました。

関連:ファーストチョイス購入レビュー

アーテミス

アーテミス
  • 人間が口にできるレベルの食材を使用
  • 栄養成分の吸収効率をあげる独自の製法
  • 全年齢食べられる

「アーテミス」は、アメリカ発のペットフードブランドです。

アメリカの3つの政府機関(USDA・AAFCO・FDA)の基準をクリアしたフードで、人間が食べられる食材を使用しています。

アーテミスは、猫がもっとも必要としている成分の1つ「消化酵素」を逃さないようにするため、ブードを一度製造しながら加熱し、その後、常温に冷ましてから消化酵素を加える方法を採用しています。

幼猫・成猫、妊娠期・授乳期にも対応したオールマイティーな猫用フードになっているので、ずっと食べ続けることができます。

キャットフードは1種類で、ニオイは弱めでしたが食いつきは良かったです。

関連:アーテミス 購入レビュー

ピュアラックス

ピュアラックス
  • 腸内環境維持のため乳酸菌配合
  • グレインフリー・グルテンフリー
  • 全年齢が食べられる

「ピュアラックス」は、アメリカのブランドで、栄養学的に優れたキャットフードを提案するMark Finke博士によって監修されたプレミアムキャットフードです。

キャットフードの種類は2種類で、どちらも肉食の猫のために作られた肉肉しいフードになっています。

腸内環境を整えるための善玉菌を増やす乳酸菌がたっぷり配合されているので、お腹が弱い猫に向いています。

穀物を消化する機能が低い猫のために、穀物を使用しないグレインフリー・グルテンフリーになっていて、アレルギーの原因となるものは使用されていません。

原材料の産地・原材料の配分が100%すべて記載されているので何が入っているか安心です。

AAFCOの栄養基準を満たしているキャットフードが安全な理由

日本と海外(欧米)のキャットフードの大きな違いは、ペットフードに関する法律です。

こちらでは我が家の経験と獣医師の先生が書いた本をご紹介します。

安い国産キャットフードで尿路結石に

我が家の雄猫が尿路結石になった際、獣医さんから原因は安い国産キャットフードだと言われました。

当時、3kgで900円ぐらいのホームセンターで買った安い国産フードをあげていました。

獣医さんからは「欧米メーカーのキャットフードを選んだ方が良い」と言われました。

理由は、欧米ではペットフードに関する法律があるのですが、日本は不十分らしく、安心&安全な原材料が使用されているか分からないとのことでした。

我が家は複数の動物病院を利用しているのですが、どの先生も同じことをおっしゃっていました。

獣医師が書いた本でキャットフードの選び方を紹介

「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」という本の著者でミュンヘン大学獣医学部で博士号を取得された獣医師の壱岐田鶴子さんがこの本の中で、市販のキャットフードを選ぶポイントとして「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の記載があれば、人の食品に対しての規制と同じようなレベルの審査に合格しているので安心の目安になると書いてありました。

欧米メーカーのフードが良いというのは、獣医師の方々にとっては共通認識といった感じのようです。

AAFCO(米国飼料検査官協会)とは

AAFCO(米国飼料検査官協会)とは、アメリカのペットフードの品質と安全性を確保するための規格やガイドラインを策定する非営利団体です。

日本では「アフコ」と呼ばれています。

アメリカでは、ペットフードは連邦政府と州政府の2つのレベルで規制されていて、連邦政府の代表と州の担当官がAAFCOを作っています。

連邦政府は、FDA(米国食品医薬品局)、USDA(米国農務省)が、AAFCOに参画しています。

AAFCOの基準は、特にペットフード業界で重要な役割を果たしており、製品ラベルの栄養基準や成分表示のガイドラインを策定しています。

キャットフードのパッケージに、「AAFCOの栄養基準を満たしている」と記載されている場合、AAFCOが推奨する基準に沿った栄養バランスが提供されていることを意味します。

ヨーロッパにも「FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)」という、AAFCOと同じような機関があります。

FEDIAFとAAFCOは、どちらもほぼ同等の基準となっているので、欧米メーカーのキャットフードは安全ということになります。

参考:諸外国でのペットフードの 安全確保状況について(PDF)|農林水産省

AAFCOの栄養基準を満たしていれば安心安全なのか

AAFCOの役割は、基準やルールを決めることで、フードを検査したり認定や合否判定などは行っていません。

「AAFCOの栄養基準を満たしています」とパッケージに記載されていても、メーカーがこっそり有害物を入れていても、こればかりは購入者には確認をすることができないので、メーカーを信じるしかありません。

万が一、アメリカで有害なキャットフードが流通した場合は、業者がリコールし、FDA(米国食品医薬品局)が監視や指導を行います。

ちなみに日本のキャットフードのパッケージに「総合栄養食」と表記する場合は、AAFCOの基準を満たしている必要があるようです。

理由は、日本国内のペットフードの表示と商品の提供に関して規則を作っているペットフード公正取引協議会が、AAFCOの栄養基準を採用しているからです。

我が家が購入していた3kgで900円ぐらいのキャットフードにも「総合栄養食」とありましたが、AAFCOの記載はありませんでした。

「総合栄養食」と記載があるだけでは安心安全なフードであると言えないようです。

このことから「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」で紹介されているように、安全なキャットフードであるかを判断するには「AAFCO」と記載されているかが重要になることが分かります。

参考:ペットフードの表示について|ペットフード公正取引協議会

国産キャットフードの特徴と傾向

日本はペットフードに関する法規制が十分でないため、残念ながらペットフード後進国です。

以下のことは、すべての国産フードに当てはまるわけではありません。

海外メーカーよりも美味しくできている

お世話になっている獣医さんに言われたのですが、国産メーカーは海外メーカーよりも美味しくできていて食いつきが違うそうです。

我が家が購入していた安価なキャットフードメーカーの商品は3~4種類あったのですが、どれも食いつきがよく飽きずに何年も食べ続けていました。

獣医さんから欧米メーカーのフードが良いと言われ、いろいろ試したのですが、我が家の猫の場合、プレミアムキャットフードは動物性タンパク質が多く含まれているため食いつきが良かったのですが、購入しやすい価格帯のものは食いつきが悪いフードが一部ありました。

日本のキャットフードは、安くても美味しくできているようです。

近年では、日本のキャットフードブランドでも欧米の工場で生産したり、欧米の基準をクリアしているフードが増えてきたので、これは良い傾向ですね。

以下の3ブランドは欧米の基準をクリアしています。

低品質の肉類を使用している可能性

安価なキャットフードは、コストを抑えるために「4Dミート」が使用されていることがあります。

4Dミートとは、Dead(死んだ)、Dying(死にかけの)、Diseased(病気の)、Disabled(障害のある)の4つの頭文字「D」で表される質の低い肉のことです。

この4Dミートは、人間の食品には適さないためペットフードに使用されますが、猫にとっても良くありません。

危険な添加物の使用の可能性

ペットフードに関する法規制が十分でない日本のフードには、香料・着色料・保存料・酸化防止剤・人工香料などが含まれていることがあります。

安いキャットフードは、低品質の肉が使用されているにもかかわらずナゼ食いつきがいいのかというと、様々な添加物を使用することで香りをごまかしているそうです。

安いキャットフードと高級キャットフードでは香りが全然違っていて、安いキャットフードはケミカルな香りがします。

遺伝子組み換え作物使用の可能性

獣医さんには遺伝子組み換えは良くないと言われました。

日本では、遺伝子組み換えの栽培は行われていませんが、海外(主にアメリカ)ではトウモロコシ・大豆・米などが栽培されています。

日本はアメリカからこれらを輸入しているため、キャットフードに使用されている可能性があります。

安心安全なキャットフードの選び方まとめ

  • 欧米の基準をクリアしたフード
  • 第1原材料が動物性タンパク質のフード
  • 人工添加物や遺伝子組換えを使用していないフード

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