毎日食べるキャットフードは、できればお手頃価格だと嬉しいですよね。
でもお手頃価格だと安全性が気になる人もいると思います。
安心安全で購入しやすい価格帯のキャットフード がないか調べたところ「ファーストチョイス(1ST CHOICE)」という商品を見つけました。
ファーストチョイスは、アースグループの一員「アース・ペット株式会社」の商品です。
アースという企業名を聞いたことがあると思いますが、虫ケア用品のアースノーマットのアース製薬とか、入浴剤のバスクリンとか、防虫剤の白元などのグループ企業になります。
購入の決め手となったのは「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の基準に基づき作られたキャットフードというところです。
こちらの記事では「ファーストチョイス」キャットフードを画像と我が家の猫が実際に食べている様子を動画付きでご紹介していきます。
「ファーストチョイス」の特徴
- カナダで誕生、国内メーカー取扱
- 原産国はカナダ
- AAFCO(米国飼料検査官協会)基準
- 獣医師が開発
- 合成保存料不使用(自然派保存料を使用)
- 鶏肉副産物不使用
- リーズナブルな価格
- 年齢別のキャットフード
- 小粒タイプ
お手頃価格でAAFCO基準のキャットフード
こちらの記事でご紹介した「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」という獣医師の方が書かれた本で、市販のキャットフードを選ぶポイントとして「AAFCO」の記載があれば、人の食品に対しての規制と同じようなレベルの審査に合格しているので安心の目安になるとありました。
ファーストチョイスはアメリカだけでなく、
- 「EU(欧州連合)規則EU1774/2002」をクリア
- 「USAA(米国農務省)」の監査を受ける
- 「CFIA(カナダ食品検査庁)」の監査を受ける など
ペット先進国の高い基準で作られているということで商品に対する自信を感じます。
【ファーストチョイス】味にうるさい室内猫用 1歳以上 鴨肉&サーモン 1.5kg
今回購入したのは「味にうるさい室内猫用 1歳以上 鴨肉&サーモン1.5kg」です。
我が家の猫は匂いがキツめのキャットフードが好きなので肉肉しい鴨肉を選びました。
今までの経験から、肉肉しいキャットフードは色が濃い傾向にあったので、猫が喜んでくれそうなフードがあって良かったです。
パッケージにはキャットフード原寸大の画像があるので色や大きさを確認することができます。
ファーストチョイスのキャットフードは、猫の年齢にあわせて「子ねこ用1種類・成猫用6種類・高齢猫用2種類」の9種類あります。
容量は1種類のみで子ねこ用は1.6kgになっていますが1.5kg入りが一般的です。
成猫用は6種類あるので猫ちゃんの好みのフードに出会えるチャンスが高いです。
Amazon公式サイトで「ファーストチョイス」をチェックする
パッケージ裏面。
左下には「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の基準に基づいていることが記載されています。
右下には賞味期限が記載されています。「210301」となっているので「2021年3月1日」となります。
下部尿路に配慮されているので、特に尿道が狭い雄猫でも安心して食べることができます。
パッケージサイドには「原材料」「保証分析値」「標準分析値」「原産国」などが表示されています。
【原材料】
鶏肉、玄米、コーン、生鴨肉、コーングルテンミール、サーモン、鶏脂、ビートパルプ、乾燥全卵、たん白加水分解物、全粒亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、えんどう豆繊維、サーモン油(DHA源)、酵母、乾燥トマト、マンナンオリゴ糖、乾燥チコリ(イヌリン源)、ユッカ抽出エキス、大豆レシチン、硫酸水素ナトリウム、DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン、ビタミン類(A、D3、E、C、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(ナトリウム、クロライド、カリウム、鉄、亜鉛、マンガン、カルシウム、セレン、ヨウ素)、酸化防止剤(ビタミンE)代謝エネルギー:355kcal/100g
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」では、原材料名は使用量の多い順に記載されていて、そして、第1原材料が穀物ではなく、動物性タンパク質で何のお肉かお魚か記載してあると安心できるとありました。
ファーストチョイスは、第1原材料が「鶏肉」となっているのでO.K.ですね。
【保証分析値】
粗たん白質 29%以上
粗脂肪 13%以上
粗繊維 7%以下
粗灰分 9%以下
水分 10%以下
ファーストチョイスは、1990年にカナダで誕生したキャットフードで、原産国はカナダ(Made in Canada)になっています。
日本での販売は1998年からで20年も前から販売されています。
日本向けキャットフードは、現地レシピとは異なり日本の猫ちゃんに適した栄養バランスに調整されています。
もう一方のパッケージサイドには「1日あたりの給与方法」や「保存方法」などが記載されています。
パッケージを開けたところ。
小分けにされた袋が縦に3つ入っています。
キャットフードは合計で1.5kgあるので1袋500g入りです。
小袋に入っていると鮮度や風味が保たれるので猫ちゃんが美味しく食べることができます。
途中で飽きてしまってもしばらく保存しておけるのが良いですね。
キャットフードは濃い焦げ茶色で丸い小粒タイプです。
今回購入したのは鴨肉が使用されているので匂いはキツめです。
キャットフードの大きさや形などは商品によって異なります。
パッケージに原寸大の画像があるので確認できますよ。
直径は0.7cmぐらいです。
円柱のようなキャットフードですが、厚みは3mmぐらいなので食べやすそうです。
実食レビュー
我が家の猫が食べているところを動画に撮ったのでよかったらご覧ください。
匂いが強いキャットフードだったので反応はよく美味しそうに食べていました。
安いキャットフードは着色料が使われていることが多く見た目が全く違います。
ファーストチョイスは高級キャットフードと同じような自然な色をしています。
ペットフード先進国カナダで開発・製造されているので安心感があります。
ホームセンターによっては取り扱いがあるようですが、いつも利用するホームセンターには置かれていなかったり、口コミや評判などが少なく、販売歴が長いにもかかわらず知名度が低い印象です。
AAFCO基準 & 購入しやすい価格帯の商品の中で隠れた名キャットフードだと思いました。
ファーストチョイスはこんな人にオススメ
- お手頃価格で安心安全なフードを求めている人
- ペット先進国の基準で作られたフードを求めている人
- 小粒タイプのフードを求めている人
日本のペットフードは基準がないので安心して購入できないのが残念です。
もちろんペットフードに関する法律はありますが、日本はまだ不十分らしく、安心&安全な原材料が使用されているか分からないようです。
残念ながらペットフードに関しては日本は後進国です。
我が家は3kgで1,000円ぐらいのキャットフードをあげていたため、雄猫が尿路結石になってしまいました。
獣医さんから安い国産キャットフードが原因と言われ驚きました。
キャットフードを食べて病気になるというのはなんともおかしな話で、一体どんな原材料が使われているのか気になります。
国内メーカーのキャットフードを選ぶ場合は、欧米の基準に基づいて製造されていることが重要なポイントになります。
猫の健康のことを考えると安全なキャットフードが良いですよね。
我が家の尿路結石になった猫は、2kgで4,400円という療法食を病院で購入せざるをえなかったのですが高くて驚きました。
現在も療法食を食べ続けているのですが、キャットフードについて調べておけば良かったと後悔しています。
お手頃価格で安心安全なキャットフードを探している人にファーストチョイスはオススメです。