【レガリエ】という国産キャットフードを買ってみました。
レガリエは、Oisix(オイシックス)に勤めていた佐藤淳氏が2018年に立ち上げた新しいキャットフードブランドです。
購入の決め手となったのは「AAFCO(米国飼料検査官協会)基準をオールクリア」していたという点です。
こちらの本のレビュー記事でご紹介した「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」という獣医師の方が書かれた本で、市販のキャットフードを選ぶポイントとして「AAFCO」の記載があれば、人の食品に対しての規制と同じようなレベルの審査に合格しているので安心の目安になるとありました。
国内よりも厳しい海外の基準を満たすことで安心安全なキャットフードを提供しようとしている企業の姿勢は、オイシックスと通じるものがあります。
こちらの記事では「500円お試しサンプル」と「定期便1回目到着分」のレポートと、申し込みをする際の注意点をまとめました。
比較的新しいフードで現時点では口コミが少ないので参考になると嬉しいです。
レガリエキャットフードの基本情報
2020年9月現在の基本情報・特徴・チェックポイントを簡単にまとめました。
基本情報
- 販売元:オネストフード株式会社
- 原産国:日本
- 対象年齢:全年齢
- 内容量:1.5kg(750g x 2袋)
- 価格:(定価)5,480円+税 (定期便)4,280円+税
特徴
- 獣医師と共同開発
- グレインフリー(穀物不使用)の国産キャットフード
- 動物性原材料68.2%使用
- 保存料を使っていないので賞味期限が9か月と短い
- 人も食べられる食材を使用
- ノンオイルコーティング
- 添加物不使用
チェックポイント
- 第1原材料:生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)
- 第2原材料:金沢港の旬の魚(日本)
- 第3原材料:鶏レバー(日本)
- 安全基準:AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリア
(理由はこの記事の真ん中あたりで説明しています)
【レガリエ】初回お試し160gパック

まずは「初回限定お試しパック」を注文しました。

封筒に入っていたのは、キャットフード・鯛パウダー・印刷物でした。
93.8%の獣医師が推奨すると高評価を獲得

こちらが【レガリエ 初回お試し160g】です。
キャットフードの種類は1種類で、子猫・成猫・シニア猫すべての猫が食べることができます。
レガリエは、獣医師が商品を評価するサイト「Vet’s Eye(ベッツアイ)」で、93.8%の獣医師が推奨すると高い評価を得ています。
獣医師の評判が良いということで安心感がグッと上がりますね。
購入者の口コミも大事ですが、キャットフードという一般の人では判断がしにくい商品はプロの評価が参考になります。
安心安全なキャットフードの選び方

【原材料】
生肉(鶏肉(日本)、牛肉(オーストラリアまたはアメリカ)、金沢港の旬の魚(日本)、豚レバー(日本)、イモ類(ジャガイモ(アメリカ)、サツマイモ(日本)、ヤシ粉末(フィリピン)、ひよこ豆(アメリカ)、カツオとマグロの魚粉(日本)、豚油かす(日本)、アルファルファ(アメリカ)、ひまわり油(日本)、ごま油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、カルシウム粉末(日本)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン・リジン)、クランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)ミネラル類(亜鉛、銅)
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」では、原材料名は使用量の多い順に記載されていて、そして、第1原材料が穀物ではなく動物性タンパク質で何のお肉かお魚か記載してあると安心できるとありました。
レガリエの主な原材料は、生肉(鶏肉・日本)・牛肉(オーストラリアまたはアメリカ)・金沢港の旬の魚・豚レバー(日本)… etc となっているのでOKですね。
もともと肉食である猫ちゃんのことを考えて作られているので、動物性原材料が68.2%とたっぷり使用されていてこちらもOKですね。
国産キャットフードでここまでたくさん動物性原材料を使用した商品は珍しいです。
食材はできるだけ国産を使用したり、人も食べられる品質のヒューマングレードにするなど安全性が徹底されています。
なので病気や障害のある動物のお肉が使われることがなく安心です。
レガリエは、農林水産消費安全技術センター(FAMIC)のペットフード製造基準適合認定工場で作られている「MADE IN JAPAN」のキャットフード です。
全年齢食べることができるので、多頭飼いしている人は、みんなが気に入ってくれれば同じ餌をあげることができますね。
【栄養成分】
粗タンパク質・・・31%以上
粗脂肪・・・15%以上
粗繊維・・・3%以下
粗灰分・・・9%以下
水分・・・10%以下
代謝エネルギー・・・372kcal/100g
2020年4月よりレシピの変更がありました
主な変更点は、
- 牛肉がニュージーランド、オーストラリア、日本へ変更。旨味の強い地元金沢産の和牛が追加されました。
- 豚レバーから鶏レバーへ変更。食味の良い鶏レバーが仕入れられるようになったそうです。
- タピオカ澱粉(タイ)を追加。タピオカは低アレルギーの炭水化物源として、アレルギー対応食にもよく使用される食材。タピオカブームが落ち着き安定して仕入れることができるようになったそうです。
【新レシピ原材料】
生肉(鶏肉(日本)、牛肉(ニュージーランド、オーストラリア、日本)、金沢港の旬の魚(日本)、鶏レバー(日本)、イモ類(じゃがいも(アメリカ)、サツマイモ(日本)、豚油かす(日本)、タピオカ澱粉(タイ)、ココヤシ粉末(フィリピン)、カツオとマグロの魚粉(日本)、ひよこ豆(アメリカ)、ひまわり油(日本)、アルファルファ(アメリカ)、ごま油(日本)、リンゴ(日本)、トマト(日本)、鶏油(日本)、マグロオイル(日本)、乳清(日本)、脱脂粉乳(日本)、ミネラル類(Ca、Zn、Cu)、アミノ酸(タウリン、メチオニン、リジン)、クランベリー(アメリカ)、海草(ノルウェー)、フラクトオリゴ糖(日本)、乳酸菌(日本)、ビタミン類(B1、B2、パントデン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)
粒は大小バラバラ 長いものは2cm超

キャットフードの色は薄めの茶色で、形は細い俵型です。
匂いは弱めで和風の香りがしました。
通常、お肉がたっぷり使われているとキャットフードのニオイが肉肉しく、猫のウンチも臭くなる傾向にあります。
レガリエは、動物性原材料が68.2%も使用されているにもかかわらず、まるで白身魚メインのキャットフードかと思わせるぐらいあっさり目のおダシのような香りでした。

大きさは大小様々で、小さいものだと1cm弱、大きいものだと2.5cmぐらいありました。
ここまで長いキャットフードは、あまり見かけないですね。
一般的なキャットフードは油っぽいですが、レガリエはノンオイルコーティングだからベタつきがなく少しボソボソ感がありますね。
このボソボソ感や粒の大きさのばらつきは、おいしさを最大限に活かすためにレガリエ独自の低音加熱製法によって作られているからとのことです。
「鯛パウダー」で風味アップ

銀色の袋に入っていた「鯛パウダー」です。
猫の餌というよりは人間が食べられそうな和の香りでした。

鯛パウダーとカリカリを一緒にあげてみました。
(鯛パウダーを見えやすくするためカリカリを少なめにし混ぜなかったのでバランスがちょっと悪いですが・・。)
【定期便】1回目が到着

レガリエの名前入りボックスに入って届きました。

箱を開けたところ。
購入は1.5kg(750g x 2袋)から

こちらが【レガリエ定期便】で届いた商品です。
以下の3点が入っていました。
- キャットフード (750g x 2袋)
- 鯛パウダー
- 印刷物

1袋750g入りですが、2袋1.5kgからの販売になっています。
ナゼ2袋になっているのかというと、キャットフードが空気に触れると鮮度が落ちてしまうため、最後までおいしく食べられるよう小型パッケージにしているようです。
小分けになっていると猫ちゃんが途中で飽きて食べなくなってしまった場合でも、より新鮮な状態で保管ができるのが良いですね。
レガリエはグレインフリー(穀物不使用)です。
日本のキャットフードではあまり見かけない言葉ですが、ペット先進国 欧米のキャットフードを買っているとよく目にします。
キャットフードに穀物を使用していない理由は、穀物(とうもろこし・オーツ麦・大麦・お米など)が、猫のアレルギーを引き起こしやすいと考えられているからのようです。

パッケージ裏面には、レガリエのこだわりや給与目安などが案内されています。
ジッパーで美味しさを保つ

ジッパー付きなので、そのまま使うこともできます。
一般的なキャットフードは人間にとっては臭いと感じることもありますが、レガリエは人間もいい香りと感じるお出汁がきいた和風な感じでした。
キャットフードのニオイが強いとウンチが臭くなる傾向がありますが、フードのニオイが弱いのでウンチのニオイが抑えられるかもしれません。
感想
我が家の猫が食べているところを動画に撮ったのでよかったらご覧ください。
我が家の猫は美味しそうに食べました。
今までいろいろなキャットフードをあげてきたのですが、我が家の猫の場合、ニオイが強めのキャットフードの方が反応が良かったので、ニオイが弱いレガリエは食欲をそそられないかな?と心配したのですが、美味しそうに食べていました。
ただキャットフードが長かったので、口の中に入れたフードが口からポロっと落ちてしまい少々食べにくそうに見えました。
我が家の猫たちは、キャットフードを丸呑みすることがあるので、丸く平べったいキャットフードの方が食べやすそうでした。
レガリエは丸呑みしにくかったようで、いつも以上に噛んで食べていました。
いつもお世話になっている動物病院の先生に、噛んで食べると歯石がつくので、飲み込んだほうが良いと聞いたことがあります。
週1回でも歯磨きをした方が良いとおっしゃっていたので、歯石がたまらないよう入念に歯磨きをした方が良いですね。
レガリエはこんな人にオススメ
- 国産で安心安全のフードを求めている人
- 国産でグレインフリーのフードを求めている人
- 獣医師が監修したキャットフードを求めている人
- AFFCO基準をオールクリアしたフードを求めている人
以前、安い国産キャットフードをあげていたことが原因で雄猫が尿路結石になった時、獣医さんから日本のペットフードはどんな原材料が使われているか分からないと言われました。
欧米ではペットフードに関する法律があるようですが、日本はまだ不十分なようです。
獣医師が推奨していることをアピールする商品はよく目にしますが、レガリエは獣医師と共同開発された商品で、AAFCO(米国飼料検査官協会)基準をオールクリアするなど、日本一のキャットフードを目指しているような印象を受けました。
このようにペット先進国の基準をクリアしているというのは、キャットフードを選ぶ際の参考になりますし、安心安全な商品を提供しようとしている企業の姿勢を感じました。
関連:安い国産キャットフード(カリカリ)をあげていたら尿路結石になった。安い餌はナゼよくないのか獣医さんに聞いてみた
レガリエお試しパック申込時の注意点

レガリエ キャットフードは、初回限定でお試しパックを申し込むことができます。
現時点ではレガリエは公式サイトでのみの販売となっていて、楽天やAmazonをはじめとする通販サイト、実店舗では販売されていないようです。
このお試しパックを申し込むと「定期便コース」を同時に申し込んだことになります。
お試しパックが届いてから約10日後に次回分が到着します。
万が一、猫ちゃんの口に合わなかった場合は、お試しパック到着から5日以内にレガリエ公式サイトもしくは電話でキャンセルをする必要があります。
定期便をそのまま利用するメリットとしては、通常価格5,480円のところ「4,280円(税抜)」でずっと購入できる点です。
定期便といっても公式サイトのマイページから簡単に注文をスキップしたり一時停止、解約したりすることができます。
一時休止しても今までセールスの電話は受けたことがないですし、しつこい勧誘などもありませんでした。
定期便で注文して一時停止するのを忘れそうで不安な人は、値段は少し高くなりますが単品購入も可能です。
レガリエはキャットフードとしては高めの価格ですが、安心安全な商品作りをされていますし、会社の規模がネスレのようなグローバル企業ではないため、大量仕入れによるコストカットができないなどの事情もあると思います。
この品質で定価だと1日160円ぐらい、定期購入だと1日130円ぐらいなので、猫の健康のことを考えると受け入れにくい価格ではないと感じました。
レガリエは安心して利用できるので、以下のリンクからまずは送料無料500円のお試しサンプルを申し込んでみてください。