今回はレンタカーに猫を乗せることができるのか調べてみました。
調べたレンタカー会社は大手や広いエリアをカバーしている会社です。
カーリースについては以下のリンクからご確認いただけます。
猫が同乗できるレンタカー会社11社
レンタカーの会社名をクリック(タップ)すると各社のペット同乗に関するページへ移動します。
- オリックス レンタカー:要予約
- 日産レンタカー:要予約
- タイムズカーレンタル:要予約
- トヨタレンタカー:要予約
- ニッポンレンタカー:要予約
- バジェットレンタカー:要連絡
- 駅レンタカー:要予約
- ニコニコレンタカー:要連絡
- カースタレンタカー:ペット可車両有
- Jネットレンタカー:要予約(一部店舗は対応不可)
- スカイレンタカー:要予約(北海道地区は不可)
レンタカー会社11社の利用条件
こちらではレンタカー各社の利用条件やルールをまとめました。
基本的なルールはどの会社も同じです。
車で移動中は猫をケージ(檻)に入れておく必要があり、飼い主が用意しなければなりません。
情報は更新されている可能性があるので、利用時は必ず公式サイトでチェックしてください。
オリックスレンタカー
- 事前予約:利用店舗へ電話予約
- ペットの種類:犬・猫
- ペットの大きさ:70cm×90cm×75cm以内のケージに入る大きさ
- ペットの体重:10kgまで
- 車種:RV・ミニバン・ワゴンタイプ
- ペット同乗料金:550円(税込)
- 同意書提出:要
利用後、車両に著しい汚損・残臭が残り、修理・消臭等が必要な場合は修理・消臭等実費に加えて、期間中の休車補償料金として、別途NOC20,000円(非課税)が請求されます。
▶ 公式サイト:オリックスレンタカー
日産レンタカー
- 事前予約:利用店舗へ予約
- ペットの種類:犬・猫のみ
- ペットの大きさ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ
- 同乗方法:専用シートを敷いてケージを乗せる
- 同乗場所:ラゲッジスペースもしくは後部の床
- 車種(クラス):P5、PT5、RV、RH、W、WH、V、Cクラスのみ
- ペット同乗料金:550円(税込)
- 同意書提出:要
専用シートは日産レンタカーで用意してくれます。
利用後、レンタカーに著しい臭気・汚損・破損等が発生し、車両の清掃・修理等が必要になった場合、清掃・修理等の実費に加え、その期間中の休業補償の一部が請求されます。
▶ 公式サイト:日産レンタカー
タイムズカーレンタル
- 事前予約:電話で予約
- ペットの種類:犬・猫・小・うさぎ・ハムスターなどの小動物
- ペットの大きさ:70×90×75cm以内のケージに入る大きさ
- ペットの体重:体重10kgまで
- 同乗場所:後部ラゲッジスペース
- 同乗可能クラス:K-0・C-1・S-4・W-2・W-4
- 同意書提出:要
ペットをレンタカーに搭載中はケージから出すのはNGとなっています。
搭載中の食餌・給水もNGになっています。
車両にダメージを与えた場合は、休業補償2~3万円と補修費用(後日実費)が請求されます。
▶ 公式サイト:タイムズカーレンタル
トヨタレンタカー
- 事前予約:要
- ペットの種類:犬・猫のみ
- ペットの大きさ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ
- ペットの体重:10kg以下
- 同乗方法:ケージの下に指定レジャーシートを敷く
- 同乗場所:ラゲッジスペース
- 車種(クラス):Wクラス・Vクラス・SUVクラスのみ
- 同意書提出:要
レジャーシートはトヨタレンタリース指定のシート(税込550円/枚)を購入する必要があります。
著しい臭気・汚損・破損などにより車両の修理が必要となった場合は、ノン・オペレーションチャージ(NOC)を支払う必要があります。
▶ 公式サイト:トヨタレンタカー
ニッポンレンタカー
- 事前予約:利用の営業所へ予約
- ペットの種類:犬と猫
- ペットの大きさ:70cm×90cm×75cmのケージに入る大きさ
- ペットの体重:10kg程度まで
- 同乗方法:シートの上にケージを乗せる
- 同乗場所:ラゲッジスペースおよび後部の床
- 車種(クラス):S-Wクラス・ミニバン・ワゴン、および同型の商業車など
- ペット同乗料金:550円(税込)
- 同意書提出:要
ネット予約の場合は、予約後に出発営業所に電話で連絡する必要があります。
ケージの下に敷くシートはニッポンレンタカー側で用意してくれます。
車内でペットを開放することはNGとなっています。
利用後に著しい汚損・残臭が認められ修理・消臭等が必要な場合は、修理・消臭等実費と期間中の営業補償の一部(NOC)として、別途20,000円請求されます。
▶ 公式サイト:ニッポンレンタカー
バジェットレンタカー
- 事前連絡:予約の際または予約完了後に連絡
- ペットの種類:犬と猫
- ペットの大きさ:70cm×90cm×75cm以下のケージ
- 同乗場所:ラゲッジスペースおよび後部の床
- 同意書提出:要
車内ではペットをケージから出すのはNGとなっています。
車内での給水や餌やりもNGです。
バジェットレンタカーはペットの体重に関する決まりはないようです。
利用後、車両に著しい汚損・臭いが残り、修理・消臭が必要な場合は修理・消臭実費に加えて、期間中の休車補償料(NOC)として20,000円(非課税)が請求されます。
▶ 公式サイト:バジェットレンタカー
駅レンタカー
- 事前予約:利用営業所へ電話予約
- ペットの種類:犬と猫
- ペットの大きさ:70cm×90cm×75cm以内のケージに入る大きさ
- ペットの体重:10kgまで
- 同乗方法:ケージの下にシートを敷く
- 同意書提出:要
事前予約は、「駅プラン」の場合は利用の営業所へ電話予約、「レール&レンタカー」の場合は、インターネット予約をする際にオプション欄に「ペット同乗」と入力します。
レンタカー内ではケージからペットを外に出したり、給水・餌やり等はできません。
レンタカーを利用後、ペットによるダメージがあると認められた場合、清掃・修理費を実費で後日請求、休業補償2万円が請求されます。
▶ 公式サイト:駅レンタカー
ニコニコレンタカー
- 事前連絡:要連絡
- ペットの種類:犬・猫のみ
ペットの同乗に対応していない店舗が一部あるので、利用店舗へ直接確認する必要があります。
ニコニコレンタカーにはケージのサイズやペットの体重についての情報がありませんでした。
利用後に汚損・残臭が認められ、修理・消臭などが必要な場合は休業補償として、別途20,000円請求されます。
▶ 公式サイト:ニコニコレンタカー
カースタレンタカー
- ペットの種類:犬と猫
- ペットの大きさ:70cm×90cm×75cm以下のケージに入る大きさ
- ペットの体重:10kg程度まで
- 同乗場所:ラゲッジスペース及び後部の床
- ペット同乗料金:550円
- 同意書提出:要
車内でのペットの開放、給水や餌やりはNGとなっています。
利用後に甚だしい汚損・残臭が認められ、修理・消臭等に外注が必要な場合は修理・消臭等実費と期間中の休業補償料金として、別途20,000円(非課税)が請求されます。
▶ 公式サイト:カースタレンタカー
Jネットレンタカー
- 事前予約:利用店舗に予約
- ペットの種類:犬・猫
- 同乗方法:シートの上にケージを置く
- 同乗場所:床・荷室等
- ペット同乗料金:1,100円(税込)
- 同意書提出:要
シートはJネットレンタカー側で用意してくれます。
ペットはケージから出すのはNGです。
レンタカー車内でのペットへの給水や餌やりは禁止となっています。
ペットによる汚損・破損・残臭が発生した場合、補償費用が別途20,000円が請求されます。
▶ 公式サイト:Jネットレンタカー
スカイレンタカー
- 事前予約:要
- ペットの種類:犬・猫に限る
- 同乗方法:シートの上にケージを置く
- 同乗場所:ラゲッジスペースまたは後部荷室
- ペット同乗料金:1,100円(税込)
- 同意書提出:要
北海道地区のペット同乗は不可となっています。
シートはスカイレンタカー側で用意してくれます。
ペットをケージから出すのはNGです。
レンタカー車内でのペットへの餌やりや給水は禁止されています。
ペットによる汚損・破損・残臭が発生した場合、補償費用を2万円請求されます。
▶ 公式サイト:スカイレンタカー
申告なしで猫をレンタカーに乗せるのはNG
ほとんどのレンタカー会社でペットを同乗させる場合に予約や事前連絡が必要だったり、ペット料金を別途支払わなければならないケースがあります。
事前の手続きを忘れたり、手続きが面倒で行わなかったり、レンタカー代を安くおさえたいと考えて無断でペットを乗せるのはNGです。
バレないだろうと思っていてもペットの毛やニオイでバレるのでトラブルになり余計に面倒なことになるので素直に申告しましょう。
夏は車内に猫を置き去りにしない
夏場は車のクーラーを切ると1分もたたないうちに車内が熱くなってしまいます。
真夏に冷房を止めた車に猫を置き去りにするのは危険なので絶対にやめましょう。
過ごしやすい季節の春や秋でも気温が上昇することがあるので注意が必要です。
レンタカー会社によっては季節を問わずペットを車内に置き去りにすることを禁止しているところもあるので、利用する際はしっかりチェックしておきましょう。
猫とレンタカーを利用する際に用意したいもの
こちらではレンタカーに猫を乗せるときにあると便利ものや用意しておいたほうがいいものをまとめました。
洗えるタイプのキャリー
キャンピングカーではケージ不要というケースもあるようですが、通常の車をレンタルする場合はほとんどケージ必須となっています。
お手入れが簡単なプラスチック性のものを選んでおくと水洗いができて衛生的に保てます。
猫用ハーネスリード
運転中の休憩で猫を外に連れ出す場合はリードがあると安心です。
リードにも色々な種類があって、猫の体がスルリと抜けやすいものがあるので注意が必要です。
猫の体をしっかりホールドしてすり抜けができない仕組みになっている猫用のリードがオススメです。
ペットシーツ
猫が不安や緊張で、万が一、オシッコやウンチをしてしまったときのためにペットケージにペットシーツを敷いておくと安心です。
できれば薄手より厚手タイプの方が吸収力があるのでオススメです。
レジャーシート
ケージにペットシーツを敷いていても100%安心はできません。
万が一、ケージの外に漏れてしまう場合もあります。
ケージの下にレジャーシートを敷いたり、背もたれの汚れ防止対策にあると安心感がアップします。
レジャーシートは100均で購入できます。
薄手で大きいタイプもあるので、この1枚あればシート全体をカバーできます。
バスタオル
バスタオルも万が一のときのために用意しておくと安心です。
ハンドタオルやフェイスタオルよりも吸収力がある大きめタオルがオススメです。
古くなったバスタオルは捨てずに取っておくといいですよ。
ビニール袋・防臭袋
汚れたバスタオルやレジャーシートなどを入れるためのビニール袋や猫のオシッコ・ウンチ・嘔吐物を入れるニオイを外に漏らさない防臭袋は必須アイテムです。
消臭スプレー
猫がウンチをしてしまったときのために消臭スプレーがあると便利です。
窓を開けていてもしばらくニオイはしますし、車を返却する際にウンチ臭がしていると車の中にウンチの汚れが付いているのではないかと疑われてしまうかもしれません。
お水や食料
旅行や引っ越しなど車での移動が長時間の場合は、念の為、お水や食料を準備しておくと安心です。
車に乗り慣れていない猫の場合、車酔いをして吐いてしまうかもしれないので、猫の様子をみて与えるべきかどうかの判断をしたほうがいいです。
水分補給をする場合は、お水やちゅーるで十分かなと思っています。
猫トイレ
猫は犬のように散歩に連れていくとトイレをするというタイプではないので、猫と長時間ドライブする場合は、猫トイレを用意しておくと安心です。
お出かけ用の猫トイレも販売されていますし、自宅にある代用品でもOKです。
レンタカー会社によっては、自宅までレンタカーを届けてくれるサービスを提供しているところもあるので、荷物が多い場合はレンタカーの宅配サービスがオススメです。
レンタカーを予約するときは比較サイトから
レンタカーを予約するときにオススメなのが比較サイトです。
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