
生ゴミ処理機は猫のウンチを入れても大丈夫なのか気になったので調べてみました。
結論から言うと、現在販売中の商品でペットのフンがOKになっているのは「生ごみ処理機ナクスル」ぐらいで、その他ほとんどの生ゴミ処理機はダメでした。
基本的に生ゴミ処理機は、生ゴミ専用で食品以外のものは処理することができない商品が多かったです。
全ての生ゴミ処理機が該当するわけではないかもしれませんが、バイオ式だとペットのフンがOKで、乾燥式だとペットのフンはNGという傾向がありました。
販売されている生ゴミ処理機自体が少なく、選択肢がないという現状のようです。
こちらの記事では、猫のウンチが捨てられるか調べた生ゴミ処理機についてまとめました。
ペットのフンOK!「生ゴミ処理機ナクスル」は自治体の助成金対象商品
生ごみ処理機ナクスルは、バイオタイプの家庭用の生ゴミ処理機で「臭わない」「手間がない」「音がない」を実現した商品です。
生ゴミを入れると全自動になっているのでスタートボタンを押す必要なく勝手に処理を始めてくれます。
処理機の中に生ゴミやペットのフンを投入すると、熱と微生物の力で空気に分解し生ゴミをなくすので中身がほとんど増えず取り出す手間がありません。
処理された生ゴミやフンは土のようになるのでガーデニングに使えます。
気になる臭いですが、ハイブリット脱臭システムを採用することで悪臭成分を99.84%除去してくれます。
全自動になっていたり、毎日使っていると電気代が高くなるのではないかと心配されている人もいるかもしれませんが、1ヶ月あたりの消費電力は60Wで、他社製品の半分以下に抑えられています。
大きさはパン焼き器を一回り大きくした感じです。
全国60%ぐらいの自治体で生ゴミ処理機購入の補助制度があって、ナクスルも助成金対象商品になっています。
「28日間返金保証」や「1年間無償修理保証」など安心して利用できる保証制度も整っています。
ナクスルがあればウンチの臭いやゴミの日を気にする生活から解放されますね。
ペットのフンNG!生ゴミ処理機まとめ
生ゴミ処理機でペットのフンNGとなっている商品には共通点がありました。
それは処理方法が「乾燥」になっているところです。
バイオ式でないとフンは消滅しないようです。
フードサイクラー|コンパクトでスタイリッシュなカナダの生ゴミ処理機
フードサイクラー(Foodcycler)は、カナダで開発されたゴミ処理機です。
コンパクトなサイズとシンプルでオシャレなデザインが魅力です。
生ゴミを3時間で土と肥料に変化させるということで、猫のウンチも処理できたらと期待したのですが、加工工程が、乾燥・攪拌・冷却となっていて残念ながらダメでした。
生ゴミ処理機を使った後の生ゴミは、乾燥してパリパリになっているので原形をとどめています。
島産業 パリパリキューブ|生ゴミ処理機界では有名メーカー
島産業 パリパリキューブは、家庭用の生ゴミ処理機を作っている有名な会社です。
生ゴミ処理機の中ではリーズナブルな価格で、補助金がなくても購入しやすい価格帯が魅力です。
パリパリキューブシリーズは、王様のブランチ・めざましテレビ・日経新聞などで紹介されたり、国際的に権威のある世界3大デザイン賞の2つをW受賞するなど知る人ぞ知る生ゴミ処理機です。
こちらの生ゴミ処理機は、温風乾燥式の生ごみ減量乾燥機なので、処理後は土のようになるのではなく、生ゴミが乾燥した仕上がりになります。
生ごみの匂いを出さず、乾燥させ小さくして処分することが目的のようです。
パナソニック|安心の大手日本メーカー
パナソニックの生ゴミ処理機は、温風乾燥式でスタイリッシュなシルバーのフォルム。
こちらは投入できないものに「動物のフン」の記載がありました。
130度の温風で乾燥するシステムで、肥料づくりができるモードもついています。
肥料は完全なサラサラした土というよりは、所々生ゴミの破片が残っている感じです。
以外と家電メーカーからは生ゴミ処理機は販売されていないようで、過去に日立のキッチンマジックというのがあったようですが販売終了しているようです。
このパナソニックの生ゴミ処理機も家電メーカーの通販サイトでは販売終了となっていて、新品で購入できる通販サイトは限られています。
お住まいの自治体で補助金制度があるか確認を!
冷蔵庫・オーブン・洗濯機・掃除機などこだわりがあって選ぶ人はいるかもしれませんが、一般的に生ゴミ処理機は値段が高いので予算が回らなかったり、自治体からの補助金があることが知られていないというケースもあると思います。
「生ゴミ処理機ナクスル」は、生ゴミ処理機としての価格は高いですが、生ゴミだけでなくペットのウンチにも対応している数少ない処理機です。
自治体の助成金があれば購入のハードルが下がります。
まずはお住まいの自治体で生ゴミ処理機の購入補助制度があるか調べてみることをオススメします。
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