「シンプリーキャットフード」は、ペットフード先進国イギリス生まれのキャットフードです。
サーモン・ニシン・マスなどの魚がたっぷり73%使用されたキャットフードで日本の猫ちゃんに馴染みやすいのが特徴です。
海外ブランドでお魚味のキャットフードを求めている人に向いています。
シンプリーはテレビCMをやっている「モグワン」というドッグフードと同じ会社「株式会社レティシアン」が輸入し販売しています。
今回は「シンプリー」と一緒に「ジャガー」も購入しました。ジャガーのレビューはこちらからご覧ください。
ということで、今回は「シンプリー」ドライフードの実食レビューをします。
シンプリー基本情報
2020年9月現在の基本情報・特徴・チェックポイントを簡単にまとめました。
基本情報
- 販売元:株式会社レティシアン
- 原産国:イギリス
- 対象年齢:全年齢
- 内容量:1.5kg
- 価格:(通常価格)3,960円+税 (定期コース 最大20%OFF)3,168円+税
特徴
- ペットフード先進国イギリスから輸入したトフード
- サーモン・ニシン・マスなど魚を73%使用
- グレインフリー(穀物不使用)
- 着色料・人口香料不使用
- 動物栄養学者と共同開発したフード
- 子猫からシニア猫まで全年齢食べることができる
- 「魚副産物」不使用(市場に食用として流通しない安価な魚の部位)
チェックポイント
- 第1原材料:骨抜き生サーモン31%
- 安全基準: 欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の基準をクリアしたイギリスの工場で製造
シンプリー(1.5kg)が届きました
白いダンボール箱で届きました。
注文したのが土曜日で、月曜日に発送されました。土日祝の発送はお休みのようです。
ダンボール箱に少し穴が開いていますが、これは荷物が届いたあと廊下に置いたままにしていたら、いいニオイがしたようで我が家の猫が箱を開けようとしたためです。
箱の中には商品と印刷物が入っています。
シンプリーは隠れて少ししか見えていませんが下にあります。
イギリス発グレインフリーのキャットフード
可愛い猫の絵が描かれたパッケージに入った『シンプリーキャットフード 1.5kg』です。
シンプリーはグレインフリーになっています。
グレインフリーはペットフード先進国 欧米のキャットフードを買っているとよく目にします。
キャットフードに穀物を使用していない理由は、穀物(とうもろこし・オーツ麦・大麦・お米など)が、猫のアレルギーを引き起こしやすいと考えられているからのようです。
お魚たっぷり73%使用!
イギリスからの輸入品ですが原材料や成分、給与方法などは日本語表記になっています。
原産国はイギリスです。
【原材料名】
骨抜き生サーモン(31%)、サツマイモ、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、ジャガイモ、サーモンオイル(8.1%)、乾燥白身魚(6.5%)、生マス(4.65%)、サーモンスープ(2.3%)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
【成分分析値】
粗タンパク質37.00%、脂質20.0%、粗繊維1.50%、粗灰分9.50%、水分7.00%、オメガ6脂肪酸1.33%、オメガ3脂肪酸3.89%、カルシウム1.89%、リン1.32%、カリウム0.60%、マグネシウム0.13%、ナトリウム0.80%、エネルギー(100gあたり)約380kcal
こちらの記事でご紹介した「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」という本で、原材料名は、使用量の多い順に記載されていて、そして、第1原材料が穀物ではなく、動物性タンパク質で何のお肉かお魚か記載していると安心できるとありました。
シンプリーの原材料は「骨抜き生サーモン(31%)」となっていて、第1原材料に動物性タンパク質が使用されていますね。
一般的なキャットフードでは原材料のパーセンテージが示されていないことが多いですが、シンプリーは第1~3原材料までたっぷり動物性タンパク質が使用されていて、商品に対する自信を感じます。
残念ながらジッパー付きでない
ジッパー付きではないので別容器に移し替える必要があります。
ニオイはいわゆるキャットフードのニオイとは少し違っていて、日本人に馴染みのある醤油・砂糖・みりんで味付けされた干物のような芳ばしい香りで和風っぽいと感じました。
色は濃いこげ茶色。
大きさは直径1cmぐらいなのですが、大きさは不揃いなので0.7cmぐらいのもあれば1cm強のカリカリもありました。
同梱されていたパンフレットを見てみると、シンプリーキャットフードを製造・販売しているイギリス本社のシンプリー社が、国際貿易で貢献したということで、エリザベス女王から表彰されたとのこと。
シンプリー社の代表とエリザベス女王にお会いされた時の写真が掲載されていました。
シンプリー実食レビュー
シンプリーキャットフードをあげてみました。動画に撮ったので、よろしかったらご覧ください。
食べ終わってカラになったお皿をペロペロなめていたので、そうとう美味しかったんだと思います。
お魚系のキャットフードはお肉系に比べるとニオイは弱くなる傾向にありますが、シンプリーはしっかり匂いがするので食欲をそそるし猫の満足度が高かったのかもしれません。
キャットフードの匂いで、今までいい匂いと感じたことがなかったのですが、シンプリーはもちろんキャットフードの匂いはするのですが、和食に近い匂いで不思議な感じがしました。
猫はお魚が大好きな動物だと日本人は思い込んでいたりしますが実は肉食動物です。本来はお魚ではなくお肉を食べる方がいいのですが、いつも食べ慣れたお魚系キャットフードを好む日本の猫ちゃんには食べやすいんじゃないかなと思います。
尿路結石ケアをしてくれるクランベリーや、毛玉排泄サポートをしてくれるオリゴ糖、腹持ちがよく消化率の高いグレインフリーのサツマイモが配合されていて猫のことを考えられて作られていると感じます。
お魚系キャットフードで猫の健康を考えて作られたフードを探している人にオススメです。
雑誌「ネコDK Vol.4」品質部門でランキング1位に!
シンプリーキャットフードが、晋遊舎から出版されている雑誌「ネコDK Vol.4」の「キャットフード辛口採点簿!2019」で、50点満点中49点で品質ランキング1位に選ばれています。
品質ランキングは3つのキャットフードが同時に1位に選ばれていて、シンプリーの他はカナガンとモグニャン
でした。
こちらの雑誌の特徴は忖度なしで良いところと悪いところをハッキリ言うところです。
雑誌はKindle(電子書籍)でも読めるので気になる人はチェックしてみてください!
Kindleは専用端末を持っていなくても、お手持ちのスマホやタブレットにKindleアプリをダウンロードすれば読めますよ。
カナガンとモグニャンのレビュー記事は以下のリンクからご覧いただけます。
海外ブランドでお肉たっぷり系フードなら(チキン60%以上):カナガン
国内ブランドでお魚たっぷり系フードなら(白身魚63%):モグニャン
購入はオンラインで
(※)イギリス・シンプリー社の「シンプリーキャットフード」は、 同社の「カナガン」ブランドに統合されリニューアルし、「カナガンキャットフード サーモン」となりました。
「カナガン キャットフード サーモン」を公式サイトでチェックする
購入はシンプリー公式サイトからになります。
販売はネット通販のみで、ペットショップやホームセンターで購入することはできません。
注文は単品でその都度購入する「通常購入」と「定期コース」の2種類あります。
「定期」というと毎月届くというイメージがあるかもしれませんが、猫が食べるペースにあわせて1週間から13週間まで届けてもらう周期を選ぶことができるので、フードがたまってしまうことがありません。
定期コースを一時的に休止したり再開することができるので、自分のペースで利用することができます。
一時休止しても今までセールスの電話は受けたことがないですし、しつこい勧誘などもありませんでした。
送料は640円で、1万円以上の購入で送料と代引手数料が無料になります。
支払い方法は代引とクレジットカードから選べます。
定期コースだと最大20%OFF価格でお得になる
定期コースだと今回注文分と次回以降の注文がずっと割引価格になります。
今回は猫が気に入るかを確認するため1袋だけ「定期コース」で注文しました。1点の注文でも10%OFFになるのでお得です。
通常価格だと3,960円ですが、10%OFF価格だと3,564円になります。
定期コースはまとめて買えば買うほどお得になり最大20%OFFになります。
定期コースの仮予約を解約するタイミング
初回注文後、定期コースを一旦お休みしたい場合の手続きの仕方です。
シンプリー公式サイトでの「解約」とは「一時休止」という意味で、サービスの利用をやめるという意味ではありません。
定期コースの仮予約で1度だけ購入する場合の解約するタイミングは「初回発送後」です。
初回発送前に定期コースの仮予約を解約すると、発送が停止され商品が届かなくなります。
解約するのを忘れてしまうからといって、注文後すぐに定期コースの仮予約を解約すると商品は届かないので発送完了メールが届いてから解約しましょう。
「定期コース解約の仕方」や「定期コース解約後に再度注文する方法」については、カナガンやモグニャン購入レビュー記事でご紹介しているので、よかったらチェックしてみてください。
シンプリーにステマは存在するのか?
「シンプリー キャットフード」でググると「ステマ」というのを目にします。
ステマとは消費者に広告だと気づかれないように宣伝をする手法です。
個人的にはステマはないと考えています。
理由としては、シンプリーを販売している株式会社レティシアンが、サイト運営者に絶賛記事の作成依頼をしていたら、SNSで拡散され炎上し一気に信頼を失います。
会社としてこのような宣伝方法をすることは非常にリスクです。
ネット広告を利用して宣伝をされているので、このあたりは理解していらっしゃると思います。
現時点で、株式会社レティシアンから記事作成依頼がありステマをしたという暴露記事やSNSは見当たらないので、ステマをしている可能性は低いと感じます。
可能性として考えられるのが、サイト運営者が根拠なくランキング1位にしたりオススメしているケースです。
このようなことがあると企業や商品のイメージが悪くなってしまうので、株式会社レティシアンは何かしら対策を取られた方が良いかもしれませんね。
シンプリーについてどう思ってる?
私自身がシンプリーに対してどう考えているかというのを書いておきます。
個人的には「シンプリーは良いキャットフード」だと思っています。
理由は、以前、安いキャットフードをあげていたことが原因で雄猫が尿路結石になった時に、獣医さんから日本のペットフードはどんな原材料が使われているか分からないから欧米のキャットフードをあげた方がいいと言われたからです。
欧米ではペットフードに関する法律があるようですが、日本はまだ不十分らしく、安心&安全な原材料が使用されているか分からないようです。
(上記は私が通っている獣医さんに聞いたもので、獣医さんによって意見が違ったり、オススメしている商品が違う場合があります。)
シンプリーはイギリスブランドで、日本ブランドではありません。
ペットフードに関する法律がしっかりしている国の商品ということで安心感につながり、キャットフードを選ぶ際の基準にしています。
さいごに
シンプリーはお魚大好きな日本の猫ちゃんが食べやすいフィッシュテイストのキャットフードでした。
お肉系キャットフードが苦手な猫ちゃんや食べ慣れたお魚系キャットフードを好む猫ちゃんにオススメです。
こちらの商品を輸入・販売しているのは「株式会社レティシアン」のみです。他のショップでも販売されているようですが、正規ショップで購入することをオススメします。
株式会社レティシアンには、ペット栄養管理士やホリスティックケアカウンセラーなど有資格者がいるので、気になることがあったら気軽にメールや電話で問い合わせることができますよ。
アマゾンや楽天で販売されているようなキャットフードと違って、評判や口コミが少ないので参考になると嬉しいです。
シンプリーは安心して利用できるので、以下のリンクから申し込んでみてください。
(※)イギリス・シンプリー社の「シンプリーキャットフード」は、 同社の「カナガン」ブランドに統合されリニューアルし、「カナガンキャットフード サーモン」となりました。
「カナガン キャットフード サーモン」を公式サイトでチェックする