シリカゲルの猫砂5種類を比較&お気に入りランキング

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シリカゲルの猫砂比較

シリカゲルの猫砂はどの猫砂よりもくさ〜いウンチの臭いを除去してくれる脱臭力が優れています。

シリカゲルの猫砂の使い方は、箱型トイレで使う猫砂と同じなのですが、違いはオシッコは固まらないのでかき混ぜるだけ、継ぎ足し不要でウンチだけ取り除けばOKです。

これからシリカゲルの猫砂を使ってみようと考えている人の中には、どの商品を買えばいいのか分からない人もいると思います。

結論から言うと、一番最後にご紹介する玉タイプを除いてシリカゲルの猫砂は大差がありません。

こちらの記事では以下の5種類のシリカゲルの猫砂を画像付きでご紹介します。

記事の最後は、猫目線と飼い主目線それぞれのお気に入りランキングもまとめたので、シリカゲルの猫砂選びの参考になると嬉しいです。

一般的なシリカゲルの猫砂の特徴

  • 強力な消臭力と脱臭力
  • 水分を吸収してすばやく乾燥
  • ウンチの処理だけでお手入れが簡単
  • ウンチの水分を吸収してカリントウのようになる
  • 猫砂の継ぎ足し不要
  • 猫1匹で3週間/袋ぐらい使える
  • シリカゲル自体に匂いはない
  • トイレに流すことはできない
  • 土に埋めて還すことができる商品もある
  • 天日干しをすることで長持ちする
  • 洗って再利用することはできない
  • 箱型トイレ用が多い
  • 他の猫砂と比べて値段が高い傾向にある

シリカゲルの猫砂5種類

シリカゲルの猫砂は種類が少なく、特徴である脱臭力や交換する頻度などは商品が違っても同じで、違いは粒の形と処分方法ぐらいです。

商品によって健康チェックができるものもありますが、いわゆる普通のシリカゲルの猫砂であれば価格と処分方法で選んで良いと思います。

健康チェックができる「ラヴィートワレ」 

ラヴィートワレ

ラヴィートワレ」は、デンヴィック社というフランスのメーカーの猫砂で、同社の獣医師が開発した商品です。

NHK「おはよう日本 まちかど情報室」でも紹介されたことがある猫砂で、尿の色に反応したシリカゲルで健康チェックができるという優れもの。

特に尿路結石になった猫ちゃんは、自宅にいながらオシッコのチェックできて助かります。

内容量は3.3L/袋とかなり少ないのですが、ウンチだけ取り除くので猫砂が減ることはありません。

機能性の猫砂ということで、こちらの記事でご紹介する猫砂の中で一番値段が高いです。

日常の使用には通常の猫砂「レスナ」があり、「ラヴィートワレ」より若干お安くなっています。

我が家には尿路結石になった雄猫がいるので、数ヶ月に1回購入してチェックしています。

関連:安い国産キャットフード(カリカリ)をあげていたら尿路結石になった。安い餌はナゼよくないのか獣医さんに聞いてみた

 

ラヴィートワレ(Lavitoile)1.5kg

10円玉と比較してみました。

粒はかなり小さく、食品に入っているシリカゲルよりもさらに小さいです。

シリカゲルの粒が丸く猫にとっては踏み心地がいいです。

ただ、猫がトイレから出た後、シリカゲルがトイレ周辺や猫が歩いたところなど広範囲に散らばり掃除が大変なので、猫砂が散らばりにくいトイレにするなど工夫が必要です。

使用後の処分方法は、土に戻すか自治体の指示に従い燃えるゴミまたは燃えないゴミとして廃棄する2種類あります。

ゴミ捨てが有料地域の人はお庭で処分できるのでゴミの量を減らすことができます。

口コミで高評価!消臭もバッチリ「ジョイペット」

ジョイペット シリカサンド 4.6L

ジョイペット」はシリカゲルの猫砂の中で知名度がある商品です。

レビューでの評判も高く消臭効果はバッチリ。

700円前後で販売されていることが多く日常使いにピッタリです。

ホームセンターによっては取り扱っているところもあり身近で購入できる商品です。

 

ジョイペット シリカサンド 4.6L

粒は大きめで、少々尖っています。

シリカゲルが砕かれたようなクラッシュ形状になっています。

一般的な猫砂の粒に比べるとシリカゲルは粒が小さいと感じるかもしれませんが、シリカゲルの中では標準的な大きさです。

このぐらいの大きさがあるとトイレ周りに飛び散りにくくなります。

シリカゲルは尖っているので、猫トイレ周辺に散らばったシリカゲルを踏むと「痛っ!」となります。

使用後は燃えないゴミとして出すか土に埋めるかのいずれかでの処分となっています。

低価格で高満足度の「クリスタルキャット」

クリスタルキャット猫砂

クリスタルキャット」は、1袋500円前後で販売されています。

一般的なシリカゲルの猫砂は700円ぐらいするので、クリスタルキャットはシリカゲルの猫砂の中では最安値の部類に入ります。

ホームセンターによっては取り扱っているところがあるかもしれませんが、我が家の近くでは見かけたことがなく、いつもネットで購入しています。

低価格ですが安かろう悪かろうな商品ではなく、その他の猫砂と大きな差は感じませんでした。

 

クリスタルキャット猫砂

大きめの粒が中心です。

こちらもクラッシュ形状で踏むと痛いです。

廃棄方法は不燃物としてゴミ出しをするか土に還すかになります。

たっぷり5L入り「消臭砂 シリカゲルサンド」

アイリスオーヤマ 猫砂 消臭砂 シリカゲルサンド 5L

消臭砂 シリカゲルサンド」は、ペット用品を販売しているアイリスオーヤマの商品です。

他のシリカゲルの猫砂の容量は4L前後ですが、アイリスオーヤマの商品は5Lも入っています。

4Lぐらいでも十分なのですが、猫トイレに猫砂がある程度入っている方がいいという方に向いています。

価格は800円前後で販売されていることが多いです。

 

アイリスオーヤマ 猫砂 消臭砂 シリカゲルサンド 5L

粒はジョイペットと同じような感じですね。

こちらも踏むと痛いです。

使用後は燃えないゴミとして捨てるようになっています。

システムトイレで使える小玉タイプ「シリカゲルの猫砂」 

アイリスオーヤマ シリカゲルの猫砂

シリカゲルの猫砂」 もアイリスオーヤマの商品で丸い玉タイプのシリカゲルです。

このタイプのシリカゲルはシステムトイレ用になっています。

これまでご紹介してきたシリカゲルに比べると大きめですが、大玉・小玉の2種類あり、こちらは小玉になります。(大玉はビー玉ぐらいの大きさです)

玉タイプのシリカゲルは埃が少なめで猫砂が飛び散りにくいところが良かったですが、コロコロ転がりやすいので広範囲に散らばりやすいところが難点です。

気になった点は猫がかき混ぜると音がうるさいところと消臭色が弱めなところです。

シリカゲルが玉なのでウンチにピタッとくっつかずウンチを乾燥させカリカリにしてくれないため脱臭力が弱いです。

小玉であっても面積がそれなりにあるので、トイレに残った玉ににウンチがついて汚く感じました。

これが大玉になると汚れがもっと目立ちます。

 

アイリスオーヤマ シリカゲルの猫砂

直径0.5cmぐらいの小玉で、欠けた玉は見当たりませんでした。

白・黒・青の3種類のシリカゲルからなっていて、臭いをとる効果や抗菌機能があります。

使用後は燃えないゴミとして処分するようになっています。

お気に入りランキング

こちらでは猫目線でのお気に入りと飼い主目線でのお気に入りをご紹介します。

猫目線のお気に入り

  1. ラヴィートワレ
  2. シリカゲルの猫砂
  3. クリスタルキャット/ジョイペット/消臭砂 シリカゲルサンド

猫目線だと断トツ1位で「ラヴィートワレ」ですね。

2位を大きく引き離しています。

シリカゲルの粒が小さく丸いので踏み心地が良かったようです。

システムトイレの隣に「ラヴィートワレ」を入れたトイレを置いていたのですが、「ラヴィートワレ」ばかり使っていました。

ただ猫砂の飛び散りがひどく、トイレ周辺だけでなく、猫がトイレから出て歩いたところにも猫砂が落ちていて掃除が大変でした。

クラッシュ形は猫にとっても踏み心地が悪いようで、こちらも同じようにシステムトイレの隣に置いていたのですが、「ラヴィートワレ」に比べると使用頻度がグッと下がりました。

飼い主目線のお気に入り

  1. クリスタルキャット
  2. ジョイペット/消臭砂 シリカゲルサンド
  3. ラヴィートワレ
  4. シリカゲルの猫砂

飼い主目線だとお手頃価格で猫砂の散らばりが少ない「クリスタルキャット」が1位です。

ラヴィートワレ以外は猫砂の散らばりが本当に少なく楽チンでした。

アイリスオーヤマの小玉タイプは、シリカゲルの最大の魅力「脱臭力」が弱いところが残念でした。

シリカゲルの猫砂の良いところ

  • 強力な脱臭力
  • ウンチの処理だけでお手入れが簡単
  • ウンチを固めてくれるので下痢の処理が楽
  • 土に埋めて還すことができる商品もある
  • 箱型トイレで使うのでシステムトイレに比べ洗い物が少ない

猫砂のつぎ足し不要でウンチの処理だけなので本当に手間がかかりません。

家を仕事で長時間空ける人やトイレ掃除を簡単にしたい人に向いています。

システムトイレで下痢をされるとスノコが汚れて大変ですが、シリカゲルの猫砂はカリントウのように固めてくれるので下痢をしたときの処理が非常に楽です。

シリカゲルの猫砂のイマイチなところ

  • 部屋が埃っぽくなる
  • クラッシュ形状は踏むと痛い
  • 他の猫砂に比べて値段が高い
  • 猫1匹で3週間/袋ぐらいしかもたない

シリカゲルの猫砂のデメリットは埃です。埃に関しては悩ましい問題です。

どのぐらい埃っぽくなるかというとピアノの上が真っ白になるほどで毎日掃除が必須です。

シリカゲルの埃は白なのでダーク系の家具だと特に目立ちます。

シリカゲルの量を減らして他の猫砂と混ぜて使うことで価格や埃っぽさを軽減することができます。

クラッシュ形状は、踏むと本当に痛いです。人間が痛いと感じているということは猫にとっても踏み心地はよくないと思います。

例えるなら、公園にある石がぎっしり詰まった足つぼロードを歩いているかのような感じです。

蓋付きトイレでホコリ対策

シリカゲル猫砂の埃は蓋付きトイレで広がりを抑えることができます。

我が家はアイリスオーヤマの「上から猫トイレ」を使っています。

以前は部屋全体が埃っぽくなっていたのですがトイレ周辺のみになりました。

このトイレにしてから埃だけでなく猫砂の飛び散りも減って助かっています。

猫ちゃんが砂を掻き回す場合は埃が立ちやすいので、完全に閉じされたカバータイプがオススメです。

シリカゲルの安全性や健康への影響

人によってはシリカゲルは危険な物質に思われているかもしれませんが、シリカゲル主成分シリカゲルは、土中に含まれる天然成分のケイ素からできているので、使用後は土に還せます。(メーカーによっては土に戻せない商品もあります)

また食品添加物としても使用されている天然素材です。

万が一、猫が大量にシリカゲルを食べてしまった場合は、動物病院へ相談されることをおすすめします。

さいごに

シリカゲルの猫砂はトイレのお手入れは簡単ですが、部屋が埃っぽくなるので掃除の頻度が上がるため、トイレを設置する場所を考えるか、蓋付きトイレにするなど工夫が必要になります。

近年、シリカゲルの猫砂は除湿や消臭効果があるということで、車内に置いておくだけで湿気や窓の曇りを取り除いてくれる優秀アイテムとして注目を浴びています。

猫トイレとしてだけでなく、生活の中でいろいろ使い回すことができるのも嬉しいポイントです。

100%満足のいく猫砂を見つけることは不可能なので、何を重視して何を諦めるかを自分なりにまとめて猫砂を選ぶといいですよ。

猫の好みと飼い主の好みが違う場合は、できるだけ猫ちゃんの好みに合わせるのがいいかなと思います。

猫砂も猫のウンチも処理できる生ゴミ処理機「ワンニャクスル」

OneNya NAXLU

ワンニャクスルは猫砂も猫のウンチも処理してくれる生ゴミ処理機です。

一般的な生ゴミ処理機はペットのウンチを入れることはできません。

ワンニャクスルは、中身がほとんど増えないので取り出す必要がなく手間いらず、音が静かで冷蔵庫と同じぐらいの音なので夜も使うことができます。

ワンニャクスルは購入者の満足度が高くレビューでも買ってよかったという声が多いのですが、最大のネックが価格です。高いのです。

生ごみ処理機購入に関しては、自治体によって補助金を出しているところがあるので、お住いの市区町村のHPを確認することをオススメします。

ニオイに関する悩みから開放してくれるので、気になる人は以下のリンクからチェックしてみて下さい。

▶ 公式サイトで見る:OneNya NAXLU

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