
家の近くのホームセンターでキャットフードを買っている人は多いのではないでしょうか。
今回はホームセンターで買えるお手頃価格で安心&安全なキャットフードをまとめました。
ピックアップしたキャットフードは、素人の私が「安全」と判断した商品ではなく、こちらの記事でご紹介した「ネコの気持ちがわかる89の秘訣 」で案内されていたキャットフードの選び方をもとにしました。
著者の壱岐田鶴子さんは、ミュンヘン大学獣医学部を卒業されドイツで獣医師をされています。
「ネコの気持ちがわかる89の秘訣」では、市販のキャットフードを選ぶポイントとして、「AAFCO(米国飼料検査官協会)」の記載があれば、人の食品に対しての規制と同じようなレベルの審査に合格しているということなので安心の目安になるとありましたので、こちらを基準に選びました。
ホームセンターで購入できる安全なキャットフード6選
ホームセンターによっては置いている商品、置いていない商品があります。
こちらの記事でご紹介するキャットフードはネット通販でも普通に購入できるので、ホームセンターになかった場合はチェックしてみてください。
ファーストチョイス |隠れた名キャットフード

ファーストチョイスは、AAFCO基準 & 購入しやすい価格帯の商品の中で隠れた名品です。
毎日食べるキャットフードは、購入しやすい価格帯がいいけど安全性が気になる人にピッタリです。
ファーストチョイスは、アースグループの一員「アース・ペット株式会社」の商品です。
アースという企業名は聞いたことがあると思いますが、アース製薬とか、入浴剤のバスクリンとか、防虫剤の白元などのグループ企業の1つです。
ファーストチョイスは、1990年にカナダで誕生したキャットフードで、日本での販売は1998年からですが意外と知名度が低いです。
キャットフードの原産国はカナダで、日本向けは現地レシピとは異なり日本の猫ちゃんに適した栄養バランスに調整されています。
猫の年齢にあわせて「子ねこ用1種類・成猫用6種類・高齢猫用2種類」の9種類から選べます。
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ピュリナワン|ネスレ公式サイトの定期便だと”いつでも”20%OFF!
ピュリナワンは、モンプチやフィリックスでお馴染み「ネスレ」のキャットフードです。
こちらの記事でご紹介する中で知名度NO.1というぐらい有名です。
ネスレは世界で最初にFDA(アメリカ食品医薬品局)承認の下部尿路対応キャットフード製造した企業です。
ピュリナワンは、2.2kgのドライフードが有名ですが、グレインフリーのドライフード・ウェットフード・デンタルスナックなどラインナップが充実しています。
ピュリナワンはホームセンターでも購入できるのですが、ネスレ公式サイトから「定期お届け便」を購入するとピュリナワンが通常価格の最大20%OFFで購入できます。
定期便というと毎月届くというイメージがあるかもしれませんが、1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月から選ぶことができます。
注意する点は「定期お届け便」は3回以上の継続が必要になります。(4回目以降なら解約できます。)
「定期お届け便」は、好き嫌いが激しくない猫ちゃんにオススメです。
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ロイヤルカナン|尿路結石の療法食として実績あり!

ロイヤルカナン ユリナリー ケアは、フランスの有名キャットフードブランド。
尿路結石になった猫が食べる療法食「ロイヤルカナン ユリナリーS/O(旧phコントロール)」は、数多くの動物病院で取り扱い実績がある有名ブランドです。
グレーのパッケージは特別なケアが必要な猫用になっていて、ユリナリー ケアは尿路結石の形成を抑制してくれます。
猫はオシッコが濃くなりすぎると尿石ができやすくなるようです。
尿石はミネラルなどがくっつきあってできるので、ユリナリー ケアは尿中のミネラルを調整し、尿量を増やすことでオシッコが濃くなりすぎないキャットフードに仕上がっています。
こちらのページでご紹介している中では価格が一番高いですが、本気で尿路結石の対策をしたい人に向いています。
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サイエンスダイエット|返金制度があるので気軽にお試しできる!
ヒルズ サイエンスダイエットは、我が家の猫がお世話になっている動物病院の先生がオススメされていたペット先進国アメリカのキャットフードです。
値段は安い商品に比べると倍ぐらいしますが、安心安全な商品となるとこのぐらいの価格帯になってしまいますね。
サイエンスダイエットの容量は、800g・1.8kg・2.8kgの3種類から選べます。
初めてあげるキャットフードは、猫ちゃんが食べてくれるか分からないですよね。
せっかく高いキャットフードを買っても食べてくれないとショックですが、ヒルズには「満足保証」という返金制度があります。
万が一、猫ちゃんの口にあわなかった場合は、製品購入金額を返金してくれるので購入しやすくなっています。
返金制度はヒルズの公式サイトから申し込むことができます。
返金依頼をする場合はレシートが必要になるので、レシートをなくしそうな人は購入履歴が残るネットの方が安心ですよ。
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アイムス|大容量パッケージもある!
アイムスは、「マース」というアメリカの会社のキャットフードです。
海外ブランドのキャットフードは価格が高い商品が多いなか、アイムスは比較的リーズナブルな商品です。
パッケージ容量は500g・1.5kgの他に商品によっては5kgの大容量タイプもあります。
キャットフードの粒はかなり大きめで存在感があり、噛んで食べる猫ちゃんに向いています。
アイムスは「Amazonの定期おトク便」で注文すると10%~15%OFFで購入できます。
頻繁にAmazonで猫用品を購入している人は「Amazonプライムペット」の加入を検討して見ては?
いつも購入している商品が対象商品になっている場合はお得にお買い物できますよ。
フリスキー|激安だけどAAFCO基準をクリア!

フリスキーもネスレの商品です。
こちらの記事でご紹介しているキャットフードの中で一番安価です。
安価なキャットフードは安全が気になりますがAAFCOの基準をクリアしています。
キャットフードの色は着色料が使用されているので人工的な色になっていますが、多頭飼いの人やコスパ重視の人に向いています。
包装は小分けされておらずキャットフードがダイレクトに入っており、徹底的に無駄を省いた究極のキャットフードといった感じです。
価格が価格ですので過度な期待はしすぎず、安いことを理解した上で購入されることをオススメします。
日本のペットフードに関する法律は不十分
なぜキャットフードを選ぶときにAAFCO基準であるかをチェックした方がいいかというと、欧米ではペットフードに関する法律があるのですが、日本はまだ不十分らしく、安心&安全な原材料が使用されているか分からないと獣医さんに言われました。
以前、我が家は3kgで900円ぐらいのドライフードを買って食べさせていたのですが、ある日、雄猫がトイレでオシッコをしようと座っているのに出ていないことに気づいて病院へ連れていったところ「尿路結石」だと言われました。
尿路結石の原因は、安いドライフードを与えていたことによるもので、特に雄猫は尿道が細いらしく詰まりやすいようです。
キャットフードを食べて病気になるというのはなんともおかしな話ですが、残念ながら日本はペットフードに関しては後進国です。
猫が尿路結石になると病院代もかかりますし、病気になった猫が食べる療法食のキャットフードを食べさせる必要があります。
我が家の場合、病院代は12,000円ぐらい、療法食は2kgで4,400円という療法食を病院で購入せざるをえなかったのですが高くて驚きました。
尿路結石が軽ければ病院代はもっと安いですし、ひどい場合は手術が必要になります。 肌感覚ですが雄猫が尿路結石になる可能性は非常に高いと感じています。それぐらい多くの雄猫がなっています。
今、安いキャットフードを買っていて節約できているように感じていていても、病気になってしまうと病院代や療法食代など大きな出費になります。
お手頃価格で購入できるAAFCO基準のキャットフードもあるので、猫ちゃんの健康のために検討してみてはいかがでしょうか。