猫の里親募集3サイト使った感想(ネコジルシ・ペットのおうち・ジモティー)

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猫の里親募集を使った感想

野良猫が庭で子供を産んでしまったり子猫を保護した場合、自分で飼える場合はいいですが、そうでない場合は飼ってくれる人を探す必要があります。

我が家も近所の野良猫が子供を産んだため何度か里親探しをしたことがあります。

初めて里親を探すときにどうすればいいか分からない人も多いと思います。

こちらの記事では実際に利用した里親サイトの特徴をまとめました。

利用したのは数年前なので現在とは多少違うかもしれませんが参考になると嬉しいです。

利用した里親募集サイト

里親募集サイトは以下の3サイトを利用しました。すべて無料で利用できます。

その他、無料ブログを新規で作って子猫の画像をたくさんのせたところ1件連絡があり驚きました。今だとYouTubeがオススメです。

里親募集サイトの特徴

各サイトを使って気づいた利用者層や使いやすさなど感じたことをまとめました。

里親応募が多かった順は「ネコジルシ>ペットのおうち>ジモティー」でした。

ネコジルシ|利用者数は他サイトを圧倒!

ネコジルシ

里親募集をするなら絶対に登録しておきたいサイト「ネコジルシ」。

利用した3サイトの中で一番多くの応募があったのがネコジルシでした。

掲載直後から里親応募や問い合わせのメッセージが数多く届き、他のサイトを大きく引き離しています。

我が家は田舎住みですが近隣の方はもちろんのこと遠方の方からも連絡が多数ありました。

サイトも使いやすいので感覚で使えるのも良かったです。

自分の名前や住所など個人情報を相手に伝えることなく利用できます。

ペットのおうち|引き渡す場合は相手に個人情報を開示

ペットのおうち

ネコジルシの次に応募が多かったのが「ペットのおうち」。

こちらは「月間利用者150万人!」と謳っていたので、期待していたのですが、里親応募はポツポツといった感じで少なかったです。

サイトはオシャレでスタイリッシュですが少し使いづらかったです。どこから掲載すればいいか分からず探しました。

ペットのおうちでは「ペットのおうち譲渡誓約書」の取り交わしをするようになっています。

「ペットのおうち譲渡誓約書」にはお互いの住所・指名・電話番号・印鑑を記載する必要があります。

実際のところ利用者がそこまでしているかは不明ですが、利用する際の心理的ハードルは高くなりますね。

ジモティー|住んでいる地域によって利用者が少ないかも

ジモティー

地元の掲示板「ジモティー」。

利用者は多いですが、里親専用サイトではないということと、住んでいる地域によって利用者も少なかったりするので、田舎ずみの我が家の場合、里親応募は1件でした。

 こちらも感覚で使え、個人情報を相手に伝えることなく利用できます。

ジモティーは「ネコジルシ」や「ペットのおうち」の利用者層と違うと感じました。

引き渡し完了までかかった日数

里親サイトで募集してから引き渡しが完了するまでにかかった日数が気になる人もいると思います。

我が家の場合、子猫5匹(生後2週間ぐらい)で11日でした。

今まで何度か利用しましたが、だいたい1週間〜2週間ぐらいで里親さんが見つかっています。

この日数が早いのか遅いのか分かりませんが、もっと時間がかかるかと思っていたので予想より早く見つかったと感じました。

近隣の人だけでなく遠方の方からも引き取りたいと応募があり驚きました。

遠方の方は、前飼っていた猫と似ているという理由だったり、青い目の猫を探しているという人だったり、茶トラ(非常に人気だった)を探しているというようなこだわりがありました。

重視したのは「人」

有り難いことに、たくさん里親になりたいと応募していただきました。

「里親詐欺」もあるようなので慎重に選びました。

まずは応募者のアカウントを見て里親応募を複数しているかを確認しました。

たくさん応募している場合は、なぜそんなに猫が必要なのか質問したところ、応募しても相手から連絡がなかったり、人気の猫で応募してもダメだったりというものでした。 

メッセージの文章からしっくりくる人とそうでない人がいました。

頂いたメッセージから判断するので限界はありますが、簡潔に書かれた内容で人間味が感じられるメッセージから選びました。

あと、実際にお会いしたときは、雰囲気やしゃべり方、表情などから、不安を感じる人かどうか自分の感覚で決めました。

お断りしたケース

こちらでは里親応募があったけどメッセージを確認してお断りしたケースをご紹介します。

20歳一人暮らしの女性

一人暮らしをしている20歳の女性から猫を飼いたいとメッセージをもらいました。

賃貸アパートで本当に飼えるのか色々質問したところ、回答に不安を感じたのでお断りしました。断った後すぐに退会されました。

茶トラの里親を探している人

ご自身も茶トラを保護し里親を探しているのに、茶トラの里親になりたいと応募してきた人がいました。

なぜご自身で保護した茶トラを飼わないのか不思議に思ったので理由を尋ねましたが、よくわからない回答を頂きダメだなと。

自分で調べない人

共働きで7時間ぐらい家をあけている方が、「生後2週間の子猫の世話をすることができますか?」と質問をしてこられました。

生後2週間の子猫にどの程度お世話が必要かということはネットで調べるとたくさん情報がでてきます。

ご自身でお世話ができるかどうかを調べて、飼う覚悟がある方に里親になってもらいたいと思ったのでお断りしました。

家猫2匹が脱走した人

小さいお子さんがいらっしゃる方で、飼っていた猫が2匹逃げてしまったという方。

2匹同時に逃げたのではなく別々の日に逃げたようなのですが、2度あることは3度あるかも・・と思ったのでお断りしました。

遠方にお住いの人

遠方から子猫を引き取りに行きたいという方が数名いらっしゃいました。

距離的には大阪-名古屋間ぐらいです。

万が一、引き渡し当日に子猫の体調が悪くなった場合、せっかく取りに来ていただいてもご迷惑がかかるかと思ったのでお断りしました。

宅配便で送ってほしい

遠方に住んでいて取りに行けないので輸送してほしいという方がいました。

調べたところ、対応している配送業者があり電話をして聞いてみたところ、運ぶときはトラックの荷台ではなくドライバーさんの隣に置いて運ぶとのことでした。

ただ、体調が悪くなったり死んでしまった場合は、責任は取れないとのことでした。

生後2週間だったのと遠方だったのでお断りしました。

引き渡し場所

引き渡しは、お互いの中間地点のショッピングセンターの駐車場で待ち合わせをしお会いしました。

念のため携帯の番号を伝え連絡する場合は非通知で構わないとも伝えました。

実際、道に迷って到着が遅れると連絡をしてくださったりしたので、伝えておいてよかったです。

ドタキャンや音信不通はありませんでした。

引き渡しのルール

「ペットのおうち」では、引き渡しをする際に、誓約書に署名・捺印し、それぞれが1通ずつ保管するとなっていますが、このような決まりがないサイトもあります。

このようなルールがないサイトで募集している人によっては、身分証明書や誓約書など独自のルールを設けている方もいらっしゃいました。

私自身は、身分証明書の提示、誓約書、定期的に画像をメールで送ってもらうといったことは求めませんでした。

理由としては、身分証明書を見せて頂いたところで判断できないと感じたのと、画像を定期的に送ってもらうことについては、引き渡した後のことについて、私があれこれ要求したとしても限界があるかと思ったので。

いくら約束をしていたとしても送ってこない人もいると思います。それは単に画像を送るのが面倒という理由もあるかと思います。

いろいろなご意見あるかと思いますが、里親さんを選ぶ基準は「人」と決めていたので、メールの文章や、お会いした時の印象で決めました。 

ちょっとした手土産を用意しました 

猫を引き取っていただくことと、わざわざ時間を作ってくださったお礼の気持ちとして手土産をお渡ししました。

お渡ししたものはスイーツだったり子猫の餌だったりちょっとしたものです。

みなさんからも菓子折りや地元の特産品など頂きました。こちらとしては子猫を引き取って頂いただけでありがたいのに恐縮してしまいました。

金銭のやりとりはしていません。サイトによっては禁止されているケースがあります。

里親募集で工夫した3つのポイント

こちらでは里親募集をした際に出来るだけ貰い手が見つかるよう自分なりに考えて工夫したことをまとめました。

ポイントは以下の3つ

  1. とにかく画像にこだわる
  2. 猫の情報はできるだけ詳しく書く
  3. 人柄が感じられるような文章にする

1.とにかく画像にこだわる

やはりまずは見た目から。画像はとても重要です。

人気の猫で募集をするとすぐに里親さんが見つかるという場合は別ですが、そうでない場合は、猫をいかに可愛く撮るかということを考えて撮影する必要があります。

猫は動くので撮りにくいし、撮影した画像のほとんどはイマイチなものばかり。だけど、見た人がキュンキュンするような可愛い画像が撮れるまで何枚も撮りまくりました。 

見ている人が猫に目がいきやすくきれいに写っている画像を撮りましょう。

【撮影のポイント】

  1. ごちゃごちゃした背景はN.G.。背景はシンプルが一番です。生活感のある部屋だと猫と背景が同化して猫がどこにいるのか分からないようだと、見ている人が分かりづらいです。
  2. 撮影は雨の日や曇りの日ではなく晴れの日で。自然の光が一番!せっかく可愛く撮れても画像が暗いと見てもらえるチャンスを失ってしまいます。
  3. 猫をいろんな角度から撮る。掲載する画像は1~2枚アップするのではなく、前身・顔・その他角度を変えた画像など多い方がいいです。

2.猫の情報はできるだけ詳しく

例えば、猫の健康状態を「良好」とか「元気です」と一言で表現するよりも、「兄弟でじゃれあって遊んだり、カリカリもよく食べています。」の方が、元気そうにしている猫をイメージしやすいです。

どのような表現を使えば見ている人が興味を示すか考えることが重要です。

3.人柄が感じられるような文章

ネットで知らない人に直接会うわけですから不安ですよね。

文章だけで相手のすべてが分かる訳ではないけど「この人は信頼できそうだな」と相手に感じてもらえるような文章を心がけました。

猫の里親募集サイト一覧

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